あ‐な‐た【彼方】
[代] 1 遠称の指示代名詞。 ㋐離れた場所・方向などをさす。向こう。あちら。「山の—の空遠く」〈上田敏訳・海潮音・山のあなた〉 「北の障子の—に人の気配するを」〈源・帚木〉 ㋑以前。昔。「昨日...
あなた‐こなた【彼方此方】
[代]指示代名詞。あちらこちら。あれこれ。「君の御身には、かの一節の別れより、—もの思ひとて」〈源・若菜下〉
アナボル‐ろんそう【アナボル論争】
大正時代、無政府主義者(アナルコ‐サンジカリスト)とマルクス主義者(ボルシェビスト)との間で行われた論争。特に、労働運動の組織論をめぐり、政党の指導を排除する自由連合論をとるアナ派に対し、ボル派...
穴(あな)を穿(うが)・つ
人の知らない重要な点や欠陥を、裏面からとらえたり指摘したりする。
アヌシー‐こ【アヌシー湖】
《Lac d'Annecy》フランス南東部、オーベルニュ‐ローヌ‐アルプ地方、オート‐サボア県にある湖。ヨーロッパ屈指の透明度を誇り、スイス国境の山々を一望する風光明媚な観光保養地として知られる。
アネロイド‐きあつけい【アネロイド気圧計】
《aneroidは非液体の意》気圧計の一。内部を真空にした円板状の金属製容器の表面が、気圧変化によって上下するのを、てこで指針に伝える。高度計としても使用。空盒(くうごう)気圧計。
あはき‐ほう【あはき法】
《「あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律」の略称》按摩マッサージ指圧師・鍼師・灸師の免許や登録、業務上の義務などについて規定した法律。昭和22年(1947)公布、翌年施行。
あばしり‐こ【網走湖】
北海道北東部にある海跡湖(かいせきこ)。周囲39キロメートル、面積32.3平方キロメートル。網走川が南から流れ込み、北から流出している。湖水の上部は淡水層、下部は塩水層となっている。南岸の湖畔に...
アバロン‐はんとう【アバロン半島】
《Avalon Peninsula》カナダ東端、ニューファンドランド島南東部の半島。ニューファンドランドアンドラブラドル州に属し、州都セントジョンズがある。16世紀よりヨーロッパ人が定住した北ア...
アビラ‐さん【アビラ山】
《Cerro El Ávila》ベネズエラ北部の山。首都カラカスがある盆地とカリブ海を隔てる、標高2000メートルを越えるコスタ山脈の一峰。周辺はエルアビラ国立公園に指定。山頂までケーブルカーで...