ひと‐め・く【人めく】
[動カ四] 1 一人前の人間らしく振る舞う。「けはひ、いたう—・きてよしある声なれば」〈源・橋姫〉 2 人間のように見える。「花の名は—・きて」〈源・夕顔〉
ひと‐も‐なげ【人も無げ】
[形動][文][ナリ]ほかに人がいないかのように振る舞うさま。人を人とも思わないさま。傍若無人なさま。「—に声高に話す」
ひとり‐てんか【一人天下】
《「ひとりでんか」とも》抑える人がだれもいなくて、自分ひとりで思うままに振る舞うこと。「姉達が家を出て末っ子の—だ」
ひとり‐ぶたい【独り舞台】
1 舞台で、ただ一人の役者が演じること。独演。 2 芝居の中で、一人の役者の演技が際立っていること。 3 他の者の存在が薄くなるほど、ある一人が目立った活躍をすること。また、一人思うままに振る舞...
びら‐しゃら
[副](スル)女性がなまめかしく振る舞うさま。びらりしゃらり。「其奴等(そいつら)ア座敷で—しやがるだけで」〈木下尚江・良人の自白〉
ふうふ‐きどり【夫婦気取り】
正式の夫婦でない者が、夫婦であるかのように振る舞うこと。
ふ‐てい【不逞】
[名・形動]かって気ままに振る舞うこと。あからさまに不満を表すこと。また、そのさま。「—な(の)輩(やから)」
フラッパー【flapper】
[名・形動]おてんば娘。また、はすっぱに振る舞うさま。「蝶ちゃんには、なかなか—なところがあるんだね」〈岡本かの子・生々流転〉
ふる‐まい【振(る)舞(い)】
1 振る舞うこと。挙動。また、態度。「立派な—」「立ち居—」 2 ごちそうをすること。もてなし。供応。「大盤—」 3 物の動き。特定の条件下における物の作用や性質。「分子の—」「コンピューターウ...
ふるまい‐ざけ【振(る)舞(い)酒】
祝儀などの際に、人に振る舞う酒。