む‐せい【無声】
1 音声を出さないこと。また、出ないこと。「—慟哭(どうこく)」⇔有声。 2 発音の際、声帯の振動を伴わないこと。⇔有声。
むせい‐おん【無声音】
声帯の振動を伴わないで発する音。子音の[p][t][k][s][ts]など。母音も場合により無声になることがある。⇔有声音。
ムックリ
アイヌの民族楽器。口琴(こうきん)の一種。細長い竹の板の中央に舌状の弁を切り出し、ひもを付けたもの。口にあててひもを引いて弁を振動させ、口腔内に共鳴させて奏する。
めい‐かん【鳴管】
鳥類の発音器官。気管の変形したもので、多くは気管が2本の気管支に分かれる所にひだ状の薄い膜があり、呼気で振動し共鳴させて鳴き声を出す。
メロディー‐ロード
《(和)melody+road》自動車が一定の速度で通過すると、走行音がメロディーとして聞こえるようにつくった道路。舗装面に一定の間隔で溝がつけてあり、その上を通過する際の振動音や反響音などが音...
めん‐しん【免震】
地震による振動が伝わるのを軽減すること。「—構造」→耐震 →制震
めんしん‐こうぞう【免震構造】
地震による振動が伝わるのを軽減しようとする建造物の構造。基礎と上部構造との間に積層ゴムやダンパーを入れる工法などがとられる。→制振構造 →耐震構造
めんしん‐ゴム【免震ゴム】
地震の振動を建物に伝えにくくするために、地盤と建物の間に設置される免震装置の一種。ゴムと鋼板を交互に積層し貼り合わせたもので、建物を支えるとともに、地震時には水平方向に大きく変形し、地震の揺れを...
モノコード【monochord】
両端を固定して1本の弦を張った単弦器。振動を利用して楽器として、あるいは音の実験に用いる。
モーズリー‐の‐ほうそく【モーズリーの法則】
元素に固有な特性X線の振動数の平方根は、それを放出する元素の原子番号に比例するという法則。1913年にモーズリーが発見。