アイエム‐カートリッジ【IMカートリッジ】
《induced magnet cartridge》レコードプレーヤーで、アナログレコードの音溝の変化を電気信号に変換するカートリッジの一方式。カートリッジ内部にコイルと永久磁石があり、音溝に従...
アイソレーター【isolator】
1 振動・騒音の絶縁装置。特に、基礎構造物と建物の間に置かれる、ゴム・金属・ばねを組み合わせた隔離物などの耐震構造物をいう。 2 絶縁体。断路器。 3 閉鎖環境内で、細胞の培養や医薬品の製造など...
アイ‐ピー‐オー【IPO】
《inter decadal pacific oscillation》⇒太平洋数十年規模振動
あっちゃく‐たんし【圧着端子】
電線の末端に取り付け、電気設備の端子台にねじなどで固定する金属製の部品。半田付けよりも容易に接続でき、振動や衝撃に強い。
あつでん‐そし【圧電素子】
圧電効果を利用した電気素子。振動や圧力などの変化を電気的な変化にしたり、逆に電気的振動を機械的振動に変換したりするものがある。前者はマイクロホン、ガス点火装置、後者はスピーカーなどに利用。ピエゾ...
感じる
1〔五感で刺激を受ける〕寒さ[痛み/空腹]を感じるfeel cold [pain/hungry]家が揺れるのを感じたI felt the house shake.2〔心を動かされる〕be mov...
振動
(a) vibration;〔物理〕oscillation振動する vibrate;〔左右に〕swing, oscillate振動計a vibrograph振動公害vibration pollu...
水平
水平の level; horizontal(▼levelは通例面について,horizontalは通例重力と直角に交わる線について言う)横木を地面と水平にする[保つ]make [keep] a b...
すいへいどう【水平動】
a horizontal movement [motion, shock, vibration](▼shockは衝撃,vibrationは振動)
声帯
the vocal cords人間の声は声帯の振動によるThe human voice is produced by the vibration of the vocal cords.声帯模写i...
しんどう【震動】
[共通する意味] ★揺れ動くこと。[英] vibration[使い方]〔震動〕スル▽道路工事で震動がひどい▽地震で家屋が震動する〔振動〕スル▽エンジンの振動がハンドルに伝わってくる▽振動数〔動揺...
どうよう【動揺】
[共通する意味] ★揺れ動くこと。[英] vibration[使い方]〔震動〕スル▽道路工事で震動がひどい▽地震で家屋が震動する〔振動〕スル▽エンジンの振動がハンドルに伝わってくる▽振動数〔動揺...
しんどう【振動】
[共通する意味] ★揺れ動くこと。[英] vibration[使い方]〔震動〕スル▽道路工事で震動がひどい▽地震で家屋が震動する〔振動〕スル▽エンジンの振動がハンドルに伝わってくる▽振動数〔動揺...
げきどう【激動】
[共通する意味] ★揺れ動くこと。[英] vibration[使い方]〔震動〕スル▽道路工事で震動がひどい▽地震で家屋が震動する〔振動〕スル▽エンジンの振動がハンドルに伝わってくる▽振動数〔動揺...
りん【鈴】
[共通する意味] ★合図のために鳴らす器具。[使い方]〔鈴〕▽始業の合図にりんを鳴らす〔呼び鈴〕▽玄関の呼び鈴が鳴った〔ベル〕▽電話のベルが鳴る〔チャイム〕▽クイズに正解するとチャイムが鳴ります...
咽頭・喉頭の3つのはたらき
鼻腔、口腔から食道の上端までを咽頭と呼びます。 咽頭は、食物を食道に送る通路と、空気を気管に送る通路が交差する場所です。 咽頭の中ほどにある軟口蓋と、喉頭の上部にある喉頭蓋を使って、鼻腔から運ばれた酸素を気管へ、口腔から運ばれた食物を食道へと、それぞれ振り分けています。 口や鼻から酸素を取り入れる際に侵入する病原菌に対し、その防御機構として、のどにはリンパ球の集合組織である扁桃があります。 扁桃には、咽頭扁桃、耳管扁桃、口蓋扁桃、舌根扁桃の4種類があります。俗に"扁桃腺"と呼ばれるのは口蓋扁桃のこと。口を開けたときに喉の奥、両側に見える部分です。 喉頭は、咽頭の下、気管への入り口付近にあり、甲状軟骨、輪状軟骨などの軟骨に囲まれています。 成人男性では、甲状軟骨の一部が突起して首の全面に飛び出しており、"のどぼとけ"と呼ばれています。 哺乳類は喉頭をもちますが、その形状は咽頭のなかに高く飛び出す形で鼻腔の後ろにはまりこんでおり、空気を通すだけのはたらきです。 人間の喉頭は低く、咽頭のなかにわずかに飛び出している形状になっています。そのため、通常、人間の喉頭は咽頭のなかで開いており、食物が通るときだけ喉頭蓋によってふさがれるというしくみになっています。空気と食物の通り道で、その交通整理をするのが喉頭というわけです。 声帯は、喉頭の中央にあるひだ状(声帯ひだ)の器官で、弾力性の高い筋肉からできています。 前方は甲状軟骨、後方は披裂軟骨につながっています。左右の声帯ひだの隙間が声門です。 喉頭筋が声帯を開閉させて、声門が伸縮します。呼吸時には大きく開き、声を出すときにはゆるやかに開閉します。肺から吐き出された空気がゆるやかに開閉される声門を通るとき、声帯に振動を与え、声となって発せられます。 声は、出すときに声帯が振動する数やその大きさにより、高低、大小の違いがあります。 声帯の長さは男性およそ20mmに対し、女性はおよそ16mm。その厚みも若干男性のほうが厚く、女性が薄くなっています。女性のほうが声帯は振動しやすく、高い声になります。思春期以降の男性はのどぼとけができることから、より声帯が長く、厚くなり、振動しにくくなるため、声が低くなります。 声門が閉じて、声帯の振幅が大きいと声は大きく、声門を少し開いて、振幅が小さいと声は小さくなります。 カラオケで熱唱したり、大声で怒鳴ったり……。そんな声の酷使が粘膜の充血をまねきます。 粘膜が充血した状態のまま、さらに大声を張り上げるなどして、声帯に激しい刺激が加わると、粘膜下の血管が傷害されて血腫ができます。 安静にしていれば、血腫が吸収される可能性もありますが、そのまま声帯を酷使し続けるとポリープ(良性腫瘍)になります。 声帯ポリープの症状は、主に声がれですが、同時にのどや発声時の違和感などの症状が出る場合もあります。 治療法としては、一般的には、喉頭顕微鏡下手術(ラリンゴマイクロサージェリー)が用いられますが、手術を希望しない場合や、全身麻酔が不可能な場合は、外来でファイバースコープを用いた摘出術を行います。 手術後は、声帯の傷の安静のため、1週間前後の沈黙期間が必要になります。 予防法としては、声をなるべく使わないようにし、声やのどに違和感があるときは、のどの安静を心がけます。また、お酒やたばこも控えるようにします。 のどを安静にしてから2週間たっても改善されないようなら、耳鼻咽喉科を受診し、喉頭がんなどほかの病気がないか、検査が必要です。
音を聞くしくみ
耳は、外耳、中耳、内耳の3つの区域に分けられます。 外耳とは、側頭部から外にでている耳介と、耳介から鼓膜に至るまでの外耳道のことです。耳介と外耳道の一部は軟骨組織でつくられています。 耳介の下の部分(耳垂)には軟骨はなく、この部分は脂肪組織で形成されています。また、外耳道では、皮脂腺と耳垢腺から滲出した粘液で乾燥を防いだり、外部からのゴミを粘着して耳を保護しています。 中耳とは、鼓膜の奥の耳小骨と鼓室(中耳腔)をいいます。また、中耳の奥には耳管があり、咽頭につながっています。耳小骨は、ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨という小さな3つの骨からなり、ツチ骨とアブミ骨には筋がついています。 いちばん奥にある内耳は、蝸牛、骨半規管、前庭から形成されています。頭蓋骨のなかのこれらの骨のなかに細い管が複雑な形で納まっていることから"骨迷路"と呼ばれます。 外界から聞こえてくる音は、耳介で集められ、外耳道を通って、鼓膜まで伝わってきます。この段階では、音はまだ「空気の振動」として伝わっています。 空気の振動は鼓膜を震わせ、中耳にある耳小骨(ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨)でその振動を30倍以上に拡大して、内耳へ伝えます。 中耳から伝わってきた空気の振動は、内耳の蝸牛で内リンパ液の振動となり、蓋膜と有毛細胞を動かすことで刺激された有毛細胞から電気信号が発生し、その信号が脳(大脳の聴覚野)へ伝わることで、音として認識されます。