れいてん‐しんどう【零点振動】
量子力学における、零点エネルギーに対応するエネルギーが最小状態の振動。ゼロ点振動。
レイリージーンズ‐の‐ほうしゃほうそく【レイリージーンズの放射法則】
黒体からの熱放射(黒体放射)に関する法則。または振動数分布を表す公式を指す。古典物理学的な仮定から導かれたもので、長波長(低振動数)側では実験データを精度よく再現できるが、短波長(高振動数)側で...
レイリー‐は【レイリー波】
弾性体の表面を伝わる弾性波。特に、地震で発生する振動波のうち、地表付近の一点が波の進行方向を含む垂直面内で楕円軌道を描く波をさす。理論的に証明したレイリーの名による。→ラブ波
レオペクシー【rheopexy】
コロイド溶液に律動的な振動を加えると、粘度が増大してゲル化または固化する性質。棒状または板状の粒子のコロイド溶液などに見られる。逆チキソトロピー。
レゾナンス【resonance】
共振。共鳴。また、共鳴状態をさすこともある。物理系がその固有振動数と同じあるいは非常に近い振動数を持つ力により振動させられたとき、振動の振幅が著しく大きくなる現象。
れんせい‐しんどう【連成振動】
二つ以上の振動子が相互作用をしながら行う振動。ばねで連結された二つ以上の質点や二重振り子の振動をいう。