ひきうす‐げい【碾き臼芸】
「石臼芸(いしうすげい)」に同じ。「一切万能せぬといふ事もなく、知らぬといふ事ないやうなれど—」〈浮・化物気質〉
ひき‐がた【挽き型】
鋳造で、円筒などの砂型を作るときに使用する木製の型。板状の鋳物の断面の半分の形をし、回転させて立体的な鋳型を作る。
ひききり‐のこぎり【引(き)切り鋸/挽き切り鋸】
木工用の細身で歯のこまかいのこぎり。
ひき‐き・る【引(き)切る】
[動ラ五(四)] 1 引っ張って切る。引いて切る。ひっきる。「縄を—・る」 2 (「挽き切る」と書く)のこぎりでひいて切る。ひっきる。「角材を—・る」 3 引けるところまで引く。十分に引く。「弓...
ひき‐ぎ【引(き)木/挽き木】
ひき臼(うす)を回すための肘(ひじ)形の柄。木肘(きひじ)。
ひき‐くず【挽き屑】
木材などをのこぎりでひいたときに出る屑。のこぎりくず。おがくず。
ひき‐ぐるみ【碾き包み】
ソバの実をそのまま、または外皮だけを取り除いて粉にすること。また、そのようにしてひいた粉。
ひき‐こ【挽き子/引(き)子】
車屋で雇っておく、人力車夫。車引き。
ひき‐ごめ【碾き米】
臼(うす)で米をひくこと。また、その米。
ひき‐ざい【挽き材】
機械にかけて使用に便利なように挽き割った材木。