でっち‐あ・げる【捏ち上げる】
[動ガ下一] 1 ないことをあるように作り上げる。捏造(ねつぞう)する。「手柄話を—・げる」 2 なんとか形だけは作り上げる。「宿題の作文を—・げる」
でっ・ちる【捏ちる】
[動タ上一] 1 粉や泥土などをこねる。「楽書で—・ちたような雨戸」〈鏡花・婦系図〉 2 作る。「やすみに—・ちておいた薼取(ごみとり)なんぞをならべて」〈魯文・安愚楽鍋〉
でつ‐ぞう【捏造】
[名](スル)「ねつぞう(捏造)」に同じ。
ねつ【捏】
[音]ネツ(呉) デツ(漢) [訓]こねる こねて作りあげる。でっちあげる。「捏造(ねつぞう・でつぞう)」
ねつ‐ぞう【捏造】
[名](スル)《「でつぞう(捏造)」の慣用読み》事実でないことを事実のようにこしらえること。でっちあげること。「記事を—する」