ふそうち‐よざい【不送致余罪】
警察が容疑者の余罪を捜査する際に、一定の条件を満たせば、事件に関する資料を検察官に送致しなくても、検挙したものとして処理すること。捜査の効率化を目的として導入された。
ふりこめさぎ‐きゅうさいほう【振(り)込め詐欺救済法】
《「犯罪利用預金口座等に係る資金による被害回復分配金の支払等に関する法律」の通称》振り込め詐欺による財産被害を迅速に回復するための法律。平成19年(2007)12月に成立。翌年6月施行。捜査機関...
プロファイリング【profiling】
1 異常犯罪の犯人像の分析技法。現場に残された状況をもとに、統計的な経験と犯罪データ・心理学の両面から犯人像を推理し、人種・年齢・生活態度などを特定していくもの。米国の連邦捜査局(FBI)が取り...
ほうしょう‐ひ【報償費】
1 地方公共団体などの会計処理で使用される勘定科目の一つ。報償金・謝礼金・褒賞金・報奨金・賞賜金・買上金・賞金、および記念品等の物品購入代金の支払いなどを計上するために使用される。 2 内閣官房...
ほん‐ぶ【本部】
組織・団体などで、活動の中枢となるところ。また、その置かれてある場所。「捜査—」
まえ‐うち【前打ち】
当事者が発表する前に、報道機関が調査して公表すること。特に、検察が極秘にしている捜査対象や捜査状況、逮捕や強制捜査がいつ行われるかなどを公にすること。「—報道」 [補説]報道機関側から見れば特ダ...
幕(まく)を切(き)・る
「幕を開ける」に同じ。「汚職摘発の本格捜査が—・る」
め‐あかし【目明かし】
《目であきらかにする意》江戸時代、町奉行の与力や同心に私的に雇われ、その手先となって犯罪人の捜査・逮捕に従事した者。岡っ引き。
めいきゅう‐いり【迷宮入り】
犯罪事件で、犯人不明のまま捜査打ち切りとなること。お宮入り。
もう‐てん【盲点】
1 網膜の、視神経が入ってくる部分。視細胞を欠くため光が当たっても光覚を起こさないが、ふだんは意識されない。発見したフランスの物理学者の名からマリオット盲点とよばれる。盲斑。視神経乳頭。 2 う...