しゃ【捨】
[音]シャ(呉)(漢) [訓]すてる [学習漢字]6年 1 すてる。「捨象/取捨」 2 社寺や僧に寄進する。「喜捨」 [名のり]いえ・えだ・すて
しゃ‐かい【捨戒】
僧尼などが、受けた戒律を捨てて守らないこと。失戒。
しゃ‐け【捨家】
仏門に入ること。出家。捨身。
しゃ‐しょう【捨象】
[名](スル)事物または表象からある要素・側面・性質を抽象するとき、他の要素・側面・性質を度外視すること。→抽象
しゃ‐しん【捨身】
1 供養や衆生(しゅじょう)救済などのために、自分の身を捨てること。「—成道(じょうどう)」 2 修行または供養のため、俗界の欲望を捨てて仏門に入ること。出家。
しゃしん‐おうじょう【捨身往生】
入水・焼身などにより、生命を投げ出すことを功徳として、極楽浄土に生まれかわろうとすること。
しゃしん‐くよう【捨身供養】
仏道修行のために、わが身を捨てて供養すること。
しゃしん‐じょうどう【捨身成道】
身命をなげうって成仏(じょうぶつ)・得道(とくどう)すること。
しゃしん‐の‐ぎょう【捨身の行】
報恩・得果のため、身体を犠牲にして仏道を求める修行。
しゃへい‐かくほう【捨閉閣抛】
1 浄土宗の開祖法然が、阿弥陀仏以外の仏に対する功徳行を捨て、閉じ、自力を閣(さしお)き、抛(なげう)って念仏に帰せよと説いたもの。念仏以外の自力の修行を排撃したものとして、日蓮が浄土宗批判の標...