螺子(ねじ)が緩(ゆる)・む
規律がゆるんで、だらだらしている。緊張を欠く。「とかく春休みは—・む」
ねじ‐き【捩木】
ツツジ科の落葉低木。山地に生え、幹が多少ねじれており、若い枝は赤い。葉は楕円形。初夏、白い壺形の小花が並んで下向きに咲く。この木炭で漆器をみがく。かしおしみ。
ねじ‐きり【捩ぢ切り/捻ぢ切り】
奴(やっこ)などが、短い上着を着て、尻端折(しりばしょ)りをすること。「いづれも一対の—奴にて、梅の花鎗をもち」〈伎・暫〉
ねじ‐きり【螺子切り】
ボルトやナットのねじの溝を切り込むこと。また、そのための工具。
ねじきり‐ばん【螺子切り盤】
ねじ溝を切るための工作機械。
ねじ‐き・る【捩じ切る/捻じ切る】
[動ラ五(四)]つよくねじって切断する。「針金を—・る」
ねじ‐ぎり【螺子錐】
刃が螺旋(らせん)状になっている錐。まいぎり。
ねじ‐くぎ【螺子釘】
足の部分に雄ねじが切ってある釘。結合度が強い。
ねじくち‐びん【螺子口瓶】
⇒メディウム瓶
ねじ‐くび【捩ぢ首/捻ぢ首】
首をねじって殺すこと。また、その首。「上なる道口をかいつかんで、—にせんと振り返りて見ける処を」〈太平記・二九〉