ねじ‐く・る【捩じくる/捻じくる】
[動ラ五(四)]ねじって回す。ねじる。「からだを—・る」 [動ラ下二]「ねじくれる」の文語形。
ねじ‐く・れる【捩じくれる/捻じくれる/拗じくれる】
[動ラ下一][文]ねぢく・る[ラ下二] 1 ねじれて曲がる。曲がりくねる。「—・れた松の幹」 2 ひねくれる。「—・れた性格」
ねじ‐ゲージ【螺子ゲージ】
ねじ山の形と寸法を検査するゲージ。雄ねじ用と雌ねじ用とがある。
ねじ‐こ・む【捩じ込む/捻じ込む】
[動マ五(四)] 1 ねじって中へ入れる。「ボルトを—・む」 2 狭い所などへ無理やり押し入れる。強引に押し込む。「ポケットへ—・む」「6メートルのバーディーパットを—・む」 3 相手の失敗や失...
ねじ‐コンベヤー【螺子コンベヤー】
円筒内のスクリューが回転して品物を運搬する装置。セメントなど粉状の物の移送に適する。スクリューコンベヤー。
ねじ‐じょうご【捩じ上戸/拗じ上戸】
酔うと理屈を並べたて人にからむくせ。また、その人。「酔えば即ち—」〈紅葉・二人女房〉
ねじ‐ぬき【螺子抜き】
ねじを抜くのに用いる道具。
ねじ‐はぐるま【螺子歯車】
ねじ状に歯を切った歯車。二軸が互いに平行でなく、交わりもしない場合の伝動に用いる。スクリューギア。
ねじ‐はちまき【捩じ鉢巻(き)】
「捩り鉢巻き」に同じ。「—の男」〈中勘助・銀の匙〉
ねじ‐ばな【捩花】
ラン科の多年草。草地や芝生に生え、高さ5〜30センチ。広線形の葉が根もとから出る。夏、花茎に多数の桃紅色の小花が螺旋(らせん)状に並んでつく。もじずり。《季 夏》「—のまことねぢれてゐたるかな/時彦」