もじ‐ずり【捩摺】
1 ネジバナの別名。《季 夏》 2 ⇒忍摺(しのぶず)り
もじり【捩り】
1 著名な詩文・歌謡などの文句をまねて滑稽化すること。また、その作品。→パロディー 2 言語遊戯の一。言葉を、同音または音の近い他の語に言いかけること。地口(じぐち)・語呂(ごろ)など。 3 付...
もじ・る【捩る】
[動ラ五(四)] 1 著名な詩文などの文句をまねて言いかえる。「古歌を—・って世相を風刺する」 2 ねじる。よじる。ひねる。「しねくねと肩を—・りながら」〈里見弴・多情仏心〉 [可能]もじれる...
もじ・れる【捩れる】
[動ラ下一][文]もぢ・る[ラ下二]ねじれる。よじれる。「十二筋の縄縦横に—・れてさばきむつかしき事を」〈三冊子・黒双紙〉
よじ‐く・れる【捩くれる】
[動ラ下一]ねじりまがる。ねじくれる。また、すなおでなくなる。ひねくれる。「革羽織の紐を見るやうに—・れた挨拶をしなさらずと」〈洒・船頭部屋〉
よじり‐すじり【捩り捩り】
[副]身をよじらせてもだえるさま。「いかにせん、いかにせんと、—するほどに」〈宇治拾遺・五〉
よじり‐ふどう【捩り不動】
背後の火炎の燃えるようすをよじったように表した不動明王像。
よじ・る【捩る】
[動ラ五(四)]ねじってまげる。ねじる。「針金を—・る」「からだを—・って笑う」 [可能]よじれる [動ラ下二]「よじれる」の文語形。
よじれ【捩れ】
よじれること。また、よじれたところ。「帯の—を気にする」
よじ・れる【捩れる】
[動ラ下一][文]よぢ・る[ラ下二]ねじってまげたような状態になる。ねじれる。「ベルトが—・れる」「腹が—・れるほどおかしい」→腹の皮が捩れる [補説]「腹がよじれる」は「腹の皮がよじれる」の省...