ほり‐あ・てる【掘(り)当てる】
[動タ下一][文]ほりあ・つ[タ下二] 1 掘っていって埋まっているものを捜し当てる。「温泉を—・てる」 2 隠れていたものを見つけ出す。「有望な新人歌手を—・てる」
ほり‐いけ【掘(り)池】
掘って作った人工の池。
ほり‐いど【掘(り)井戸】
地面を掘り下げて作った井戸。掘り井。
ほり‐う・う【掘り植う】
[動ワ下二]草木を掘り取ってきて、他の所に植える。「花の木も今は—・ゑじ春立てば移ろふ色に人ならひけり」〈古今・春下〉
ほり‐おこ・す【掘(り)起(こ)す】
[動サ五(四)] 1 掘って土を返す。開墾する。「畑を—・す」 2 掘って外に出す。「球根を—・す」 3 今まで隠れていた物事などを、見つけ出す。「町の歴史を—・す」
ほり‐かえ・す【掘(り)返す】
[動サ五(四)] 1 掘って下の土を上に出す。「田を—・す」 2 前に埋めた所を再び掘る。「道路を—・す」 3 一度結着のついた事柄をむし返して問題にする。「過去を—・す」
ほり‐くび【掘り頸】
地中に生き埋めにして首を切り落とす刑。「鋸(のこぎり)にてや切るべき。—にやすべき」〈平家・一一〉
ほりこみ‐こうわん【掘(り)込(み)港湾】
陸地を掘り込んで作った港。苫小牧港、鹿島港など。掘り込み式港湾。→埋め立て港湾
ほり‐こ・む【掘(り)込む】
[動マ五(四)]深く掘っていく。「固い地盤を崩して—・む」
ほり‐ごたつ【掘り炬燵/掘り火燵】
床を切って炉を設け、櫓(やぐら)をおいたこたつ。切りごたつ。