おつき‐さま【御月様】
月を敬い親しんでいう語。 [補説]「お月様に願を掛ける」は尊敬語、「お月様が見える」は美化語。
お‐でかけ【御出掛け】
出掛けることをいう尊敬語・美化語。 [補説]「どちらへお出掛けですか」は尊敬語、「子供を連れてのお出掛けは一苦労だ」は美化語。
おとし‐ぎんちゃく【落(と)し巾着】
ひもをつけて首や襟に掛けるようにした巾着。
御土砂(おどしゃ)を掛(か)・ける
《御土砂を掛けると、硬直した死体も和らぐというところから》お世辞を言うなどして相手の心を和らげる。おべっかを使う。→御土砂
おもい‐た・つ【思い立つ】
[動タ五(四)]あることをしようという考えを起こす。心を決める。「急に—・って出掛ける」
おり‐か・く【折り掛く/折り懸く】
[動カ下二] 1 折って物に掛ける。「賤(しづ)の男(を)が篠(しの)—・けて干す衣」〈梁塵秘抄・二〉 2 折ったままにしておく。「鎧(よろひ)に矢の立つこと数を知らず、—・け—・けしたりければ...
おり‐かけ【折(り)掛け/折(り)懸け】
1 折り曲げて物に掛けること。 2 「折り掛け垣」の略。 3 「折り掛け灯籠(どうろう)」の略。 4 「折掛け旗」の略。
おれ‐くぎ【折れ釘】
1 折れた釘。 2 頭部を直角に折り曲げたくぎ。柱などに打ちつけて物を掛ける。おりくぎ。
おろし‐た・つ【下ろし立つ】
[動タ下二] 1 下ろして立たせる。牛車(ぎっしゃ)から牛を外して轅(ながえ)を榻(しじ)に掛ける。「御車—・てよ」〈かげろふ・上〉 2 身分の低い者たちの間に交わらせる。下げ渡す。「さりとも真...
恩(おん)に着(き)・せる
恩を施したことについて、ことさらにありがたく思わせようとする。恩に掛ける。