うちゅう‐じん【宇宙塵】
宇宙空間に存在する星間物質の一。大きさは10ミクロン以下。地球上にもそのまま落ちてくるが微細なため他のごみとの判別が困難。現在は宇宙船等でも採取する。スペースダスト。コスミックダスト。
うちゅう‐ふうか【宇宙風化】
宇宙空間で起こる風化。空気がない天体の表面で太陽風、宇宙線、微小隕石の衝突によって岩石や鉱物が変質する作用を指す。月面のほか、探査機はやぶさがサンプル採取を試みた小惑星イトカワの表面で起きている...
うるし【漆/漆樹】
1 ウルシ科の落葉高木。山野にみられ、葉は羽状複葉で、小葉は楕円形。雌雄異株で、初夏、黄色い小花が総状に咲く。果実はほぼ球形で白黄色。樹液から塗料をつくり、果実からは蝋(ろう)をとる。中国の原産...
うんじょう‐やま【運上山】
江戸時代、村または個人が所定の税を納めることで薪や柴(しば)の採取を認められた山林。
エッチピーブイ‐けんさ【HPV検査】
子宮頸がんの原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)への感染の有無を判定する検査。膣から検体を採取し、複数種あるHPVのうち子宮頸がんのリスクが中〜高程度とされるウイルスのDNAの有無を調べる。
エバーメクチン【avermectin】
放線菌の一種が産生するマクロライド系抗生物質。糸状虫など線虫の神経に作用し、麻痺させたり発育を防止したりするはたらきももつ。1979年に大村智らが発見。アベルメクチン。 [補説]エバーメクチンを...
エム‐エム‐エックス【MMX】
《martian moons exploration》JAXA(ジャクサ)(宇宙航空研究開発機構)が進めている火星衛星探査計画。令和6年(2024)に探査機の打ち上げを予定。火星の二つの衛星、フ...
エル‐クロス【LCROSS】
《Lunar Crater Observation and Sensing Satellite》米国の月探査機。2009年にルナリコネサンスオービターとともに打ち上げられ、月の極軌道を周回。月の...
えん‐じ【臙脂/燕脂】
1 エンジムシの雌から採取する赤色染料。生臙脂(しょうえんじ)。 2 紅花(べにばな)から作った染料。べに。 3 紫と赤を混ぜた絵の具。 4 「臙脂色」の略。
オシリス‐レックス【OSIRIS Rex】
《Origins, Spectral Interpretation, Resource Identification, Security, Regolith Explorer》米国の小惑星探査機...