ぐ‐さつ【愚察】
[名](スル)自分の推察や観察を、へりくだっていう語。「—致しますところ」
けん‐さつ【賢察】
[名](スル)相手を敬って、その人が推察することをいう語。お察し。「御—下さい」
けん‐みゃく【見脈】
1 (「検脈」とも書く)脈をみて診断すること。「検温—」「—にして病を指す」〈滑・浮世風呂・前〉 2 外見から推察すること。「旅を歩くが商売といったら、たいてい—でも知れさうなことだ」〈滑・続膝...
こう‐さつ【高察】
すぐれた推察。相手を敬ってその推察をいう語。賢察。「御—を願います」
こころ‐の‐うら【心の占】
心の中で未来を推察すること。推量。予想。「さかしき人の—どもにも、物問はせなどするにも」〈源・薄雲〉
ことば‐の‐はし【言葉の端】
話の中のちょっとした言葉。言葉じり。「—から大体のようすは推察できる」
ごすい‐もじ【御推文字】
《「御推量」などの略に「文字」を添えた語》「御推量」「御推察」をいう女性語。「皆々様—被下度(くだされたく)候(そろ)」〈紅葉・二人女房〉
さ‐こそ【然こそ】
[副] 1 (あとに推量を表す語を伴って)そのことが十分に推察できるさま。さぞや。さぞかし。「遺族の気持ちは—と察せられる」 2 そのように。「—大人びさせ給へど、いときなき御齢(よはひ)におは...
さっ・する【察する】
[動サ変][文]さっ・す[サ変] 1 物事の事情などをおしはかってそれと知る。推察する。「気配を—・する」「—・するところ何か隠しているだろう」 2 他人の気持ちをおしはかって同情する。おもいや...
さつ【察】
[音]サツ(漢) [学習漢字]4年 1 調べて明らかにする。「監察・観察・検察・考察・査察・視察・省察・診察・偵察」 2 おしはかる。思いやる。「察知/賢察・推察・拝察」 [名のり]あき・あきら...