てんぐのめん【天狗の面】
土屋隆夫の推理小説。著者初の長編作品。昭和33年(1958)刊行。
てんごくはとおすぎる【天国は遠すぎる】
土屋隆夫の長編推理小説。昭和34年(1959)刊。同年、第41回直木賞の候補作となる。
てんざんをこえて【天山を越えて】
胡桃沢耕史の冒険小説。昭和57年(1982)刊。翌年、第36回日本推理作家協会賞長編部門賞受賞。
てんしがきえていく【天使が消えていく】
夏樹静子の長編推理小説。「天使が消えてゆく」のタイトルで、昭和44年(1969)の第15回江戸川乱歩賞に応募。最終候補作となり、翌年、現タイトルに改題して刊行。
てんしたちのたんてい【天使たちの探偵】
原尞の短編推理小説集。平成2年(1990)刊行。未成年者が関わる六つの事件を描く。第9回日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞受賞。
てんしのしょうこん【天使の傷痕】
西村京太郎の社会派推理小説。「四つの終止符」に続く、長編第2作。「事件の核心」のタイトルで、昭和40年(1965)の第11回江戸川乱歩賞に応募し受賞。同年、現タイトルに改題して刊行。
ディテクティブ‐ストーリー【detective story】
探偵小説。推理小説。
ディーエルにごうきじけん【DL2号機事件】
泡坂妻夫の短編推理小説。著者のデビュー作。昭和51年(1976)、第1回幻影城新人賞に佳作入賞。
とう‐じょ【倒叙】
現在から過去へ、時間を逆にさかのぼって叙述すること。「—法で書く推理小説」
とりもの‐ちょう【捕(り)物帳】
《江戸時代、目明かしなどの捕り物についての覚え書き帳の意から》犯罪事件を題材とした、時代物の推理小説。「半七—」