おい‐て【措いて】
[連語]《動詞「お(措)く」の連用形に接続助詞「て」の付いた「おきて」の音変化》(「…をおいて」の形で、多く下に打消しの語を伴う)…を除いて。…以外に。「君を—ほかに人はない」
お・く【措く/擱く】
[動カ五(四)]《「置く」と同語源》 1 やめる。中止する。控える。「筆を—・く」「その話はちょっと—・いて」「感嘆—・くあたわず」 2 除く。のける。さしおく。「君を—・いて適任者はいない」「...
そ【措】
[常用漢字] [音]ソ(漢) [訓]おく 1 物を置く。安定するように置く。「措辞・措置・措定」 2 ふるまい。「挙措」
そ‐しん【措信】
[名](スル)信頼をおくこと。信頼すること。主に裁判の中で用いられる。「弁護人の主張はにわかには—しがたい」
そ‐じ【措辞】
詩歌や文章などの、言葉の使い方や辞句の配置のしかた。「巧みな—」「—を練る」
そ‐だい【措大】
1 優秀な書生。秀才。 2 貧乏な書生。また、書生をあざけっていう語。窮措大。「ああ—われ、痩せて髪長き」〈鉄幹・泣菫と話す〉
そ‐ち【措置】
[名](スル) 1 事態に応じて必要な手続きをとること。取り計らって始末をつけること。処置。「万全の—をとる」「適当に—する」 2 安んじていること。また、物事をそのままに打ち捨てておくこと。「...
そち‐いたく【措置委託】
高齢者や障害者を家庭で介護することが困難になった場合に、本来は国が行うべき福祉事業を、民間の社会福祉法人に委託すること。
そち‐にゅういん【措置入院】
精神保健福祉法で定められた、精神科病院への入院形態の一つ。入院しなければ自傷・他害のおそれのある場合、都道府県知事の権限で、強制的に入院させること。緊急時以外は、複数の指定医(精神科医)の判定に...
そち‐にゅうしょ【措置入所】
経済的理由や家族による虐待・無視などによって自宅で養護を受けることが困難な高齢者や障害者を、市町村が法律に基づいて老人ホームや障害者支援施設などに入所させること。→措置控え