きいろいねこ【黄色い猫】
吉行理恵の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は「群像」誌、昭和63年(1988)11月号に掲載。作品集は翌年刊行で、第28回女流文学賞を受賞した。
きかん‐リポジトリー【機関リポジトリー】
大学や研究所などの学術機関によるさまざまな知的生産物を電子化して公開するシステム。インターネット上で、学術論文、学術雑誌の掲載記事、各種教材などを収録したデータベースを利用できるサービスを提供し...
きじ‐こうこく【記事広告】
新聞や雑誌などに、本文の記事のような体裁で掲載される広告。→ネイティブ広告
きじした‐こうこく【記事下広告】
新聞広告の定型の一。多く、紙面の下3段から10段ほどのスペースすべてに、または分割して掲載される。下段(げだん)広告。
きじなか‐こうこく【記事中広告】
新聞広告の定型の一。紙面の1段の中に、数行から十数行の幅で掲載される。記事に割り込んで載ることもある。記事中(きじなか)。
きずついたやじゅう【傷ついた野獣】
伴野朗の短編推理小説、および同作を表題作とする小説集。作品は、昭和57年(1982)に「野性時代」誌に掲載。作品集は昭和58年(1983)の刊行で、ほかに「予定稿解除」「姿なき殺人鬼」など、全6...
キティたいふう【キティ颱風】
福田恆存の戯曲。昭和25年(1950)、雑誌「人間」に掲載。同年、長岡輝子の演出により、文学座が初演。
きどりはんのじょうにあたうるしょ【気取半之丞に与ふる書】
森鴎外が相沢謙吉の名で発表した文学論。正題「舞姫に就きて気取半之丞に与ふる書」。明治23年(1890)4月、「しがらみ草紙」に掲載。自身が発表した小説「舞姫」に対する、文芸評論家石橋忍月が気取半...
キャラメルこうじょうから【キャラメル工場から】
佐多稲子の小説。昭和3年(1928)、日本プロレタリア芸術連盟の機関紙「プロレタリア芸術」2月号に掲載。はじめ著者の少女期の体験をもとにしたエッセーとして書かれたが、中野重治の勧めにより小説化された。
きゅう‐さい【休載】
[名](スル)新聞・雑誌などで、続きものの記事・小説などの掲載を休むこと。「作者の都合により、しばらく—します」