あげ‐パン【揚げパン】
コッペパンなどを油で揚げて、砂糖や黄な粉をまぶしたもの。
あげひばり【揚げひばり】
《原題、The Lark Ascending》R=V=ウィリアムズのバイオリンと管弦楽のための作品。「バイオリンと管弦楽のためのロマンス」という副題をもつ。1914年から1920年にかけて作曲。...
あげ‐ひばり【揚げ雲雀】
空高く舞い上がって鳴いているヒバリ。《季 春》「朝凪やただ一すぢに—/蓼太」 [補説]作品名別項。→揚げひばり
あげ‐ふ【揚げ麩】
油で揚げた麩。精進料理などに用いる。
あげ‐ぶたい【揚(げ)舞台】
(関西地方で)二重舞台のこと。
あげ‐ぼうし【揚(げ)帽子】
江戸時代の武家・庶民の上流婦人が用いたちりよけのかぶり物。形が蝶に似ているところから揚羽帽子ともいう。明治以降、婚礼用の角隠しへと変化した。
あげ‐まき【揚巻/総角】
1 古代の少年の髪の結い方の一。髪を左右に分け、両耳の上に巻いて輪を作る。角髪(つのがみ)。 2 「揚巻結び」の略。 3 鎧(よろい)の背の逆板(さかいた)に打ちつけた環に通して揚巻結びをし...
あげまき【揚巻】
歌舞伎舞踊。長唄。助六を主人公とした五変化舞踊「助六姿裏梅(すけろくすがたのうらうめ)」の通称。安政4年(1857)江戸中村座で初演。 歌舞伎の助六物で、助六の愛人となる遊女。
あげまき‐がい【揚巻貝】
ナタマメガイ科の二枚貝。貝殻は長方形で、殻長約10センチ、殻高約3センチで、両端は少し開き、殻表には黄褐色の殻皮をかぶる。有明海の泥底に多く、食用。ちんだがい。
あげまき‐むすび【揚巻結び】
ひもの結び方の一。輪を左右に出し、中を石畳(いしだたみ)に結び、房を垂らす。文箱(ふばこ)や御簾(みす)などの飾りに使う。