じかばいよう‐なんこつ【自家培養軟骨】
患者から採取した少量の軟骨組織を培養してつくられる再生医療製品。患者本人に移植されるため免疫拒絶反応を起こす率が低く、また損傷した軟骨の形状にあわせて移植できる。→ティッシュエンジニアリング
じき‐たんしょうほう【磁気探傷法】
磁気を利用して鉄製品などの損傷部分を調べる方法。製品全体を磁化し、鉄粉をふりかけて生じる磁粉模様によって損傷部を知る。磁粉探傷法。
じゅうかく‐きしゅ【縦隔気腫】
縦隔に空気がたまった状態。食道・肺・気管支の損傷などによって、本来は空気が存在しない縦隔の内部に空気が入り込むことによって起こる。
じょのう‐こうちょく【除脳硬直】
《decerebrate posturing》筋肉が異常に収縮することで、頭が後ろに傾き、腕と脚がだらりと伸びたままになる状態。脳が損傷を受け、昏迷や昏睡に陥ったときに起こる。
じんこう‐しんけい【人工神経】
1 損傷した神経を再生するため、人工的に神経線維を伸長するチューブなどを組み込むこと。 2 ⇒人工ニューロン
すいこうきのう‐しょうがい【遂行機能障害】
高次脳機能障害の一つ。事故や疾病で脳に損傷を受けた場合などに起こる。計画を立て、状況を把握して柔軟に対応し、目標を達成する、といった行動ができなくなり、自発的に物事を始めることができない、物事の...
スーパーオキサイド‐ラジカル【superoxide radical】
通常の酸素分子に電子が1個余計に取り込まれた状態。不安定で反応性に富む。生体内でも微量ではあるが絶えず生産されており、白血球による殺菌作用に役立つ反面、DNAを損傷して癌(がん)の発生に関与した...
せいかつ‐はんのう【生活反応】
生きている場合にだけ起こる反応。皮下出血や、心音・脈拍・呼吸・瞳孔(どうこう)反射など。瀕死(ひんし)の患者の生存を確かめたり、死体の損傷が生存中のものかどうかを確かめたりするのに利用される。生...
せいしん‐もう【精神盲】
物は見えているのに、それを意味づけて認識・理解することができない状態。脳の両側の視覚野と連合野との間の損傷によって起こる。
せいバジル‐きょうかい【聖バジル教会】
《Aziz Basil Kilisesi》トルコ中央部、カッパドキア地方の町ギョレメにある岩窟教会。イスラム教徒による迫害を逃れたキリスト教徒が造ったもので、ギョレメ野外博物館の教会の一つ。11...