そろばん‐だか・い【算盤高い】
[形]損得の勘定に細かい。打算的である。勘定高い。「—・い商人」
算盤(そろばん)を置(お)・く
そろばんに玉を置いて計算する。損得の計算をする。
算盤(そろばん)を弾(はじ)・く
そろばんを使って計算する。転じて、損得を計算する。「どのくらいもうかるか—・いてみる」
そん【損】
[音]ソン(呉)(漢) [訓]そこなう そこねる [学習漢字]5年 1 減らしたり傷つけたりする。そこなう。「損壊・損傷・損耗・損料/汚損・毀損(きそん)・減損・破損・磨損」 2 利益を減らすこ...
そん‐えき【損益】
1 減ることと、増えること。また、減らすことと、増やすこと。 2 損失と利益。損得。
そんとく‐ずく【損得尽く】
もっぱら損得をもとにして行動すること。「—で請け負った仕事」
だ‐さん【打算】
[名](スル)勘定すること。利害や損得を見積もること。「—が働く」「人間の年月と猫の星霜を同じ割合に—するのは」〈漱石・吾輩は猫である〉
ださん‐てき【打算的】
[形動]何事をするにも損得を考えて行うさま。計算高いさま。「—な考え方」
ちょう‐けし【帳消し】
1 帳面に記載しておく必要がなくなって棒線で消すこと。棒引き。 2 金銭などの貸借関係が消滅すること。債務が消えること。棒引き。「借金を—にする」 3 互いに差し引いて、損得がなくなること。ある...
でず‐いらず【出ず入らず】
出入・増減・損得・過不足のないこと。ちょうどよいこと。「平凡に、一番、—のあいさつをした」〈山本有三・真実一路〉