せっかん‐じだい【摂関時代】
藤原氏が摂政・関白を世襲して政権を主導した時代。10世紀後半から11世紀後半にかけての摂関政治が最盛期であった時期。
せっかん‐せいじ【摂関政治】
摂政・関白が主導権をもつ政治。特に平安中期、藤原氏が天皇の外戚となって摂政・関白を独占し、政治の実権を握った政治形態。11世紀後半に院政が始まって以降は形式化した。
せっ‐け【摂化】
1 衆生(しゅじょう)を救い導き、利益を与えること。教化(きょうけ)。 2 禅門で、師家(しけ)が修行者を教え導くこと。
せっ‐け【摂家】
⇒摂関家
せっけ‐もんぜき【摂家門跡】
室町・江戸時代、摂家(摂関家)の子弟が住職である門跡。
せっ‐こう【摂行】
[名](スル) 1 職務を代わって行うこと。「政務を—する」 2 職務を兼ね行うこと。
せっ‐し【摂氏】
⇒セ氏温度
せっし‐おんど【摂氏温度】
⇒セ氏温度
せっ‐しゃ【摂社】
本社に付属し、その祭神と縁故の深い神を祭った神社。本社と末社との間に位し、本社の境内にあるものを境内摂社、境外にあるものを境外摂社という。
せっ‐しゅ【摂取】
[名](スル) 1 取り入れて自分のものにすること。また、栄養物などを体内に取り入れること。「新知識を—する」「ビタミンCを—する」 2 仏語。仏が衆生(しゅじょう)をおさめとって救うこと。