まに‐ほうでん【摩尼宝殿】
摩尼珠で造られた宮殿。兜率天(とそつてん)にある弥勒菩薩(みろくぼさつ)の居所。
マハーバーラタ【(梵)Mahābhārata】
古代インドの大叙事詩。18編、10万頌。口伝であったバラタ族の二王族間の戦いの物語が、4世紀ごろにまとめられたものという。神話・伝説・宗教・哲学・法律・道徳などに関する多数の挿話を収める。 [補...
まぶに【摩文仁】
沖縄県糸満市の地名。第二次大戦末期の沖縄戦の激戦地。一帯は沖縄戦跡国定公園。
ま‐めつ【摩滅/磨滅】
[名](スル)すりへること。すれてなくなること。「靴底が—する」
ま‐もう【摩耗/磨耗】
[名](スル)かたい材質の物が、すりへること。特に、機械の部品や道具にいう。「—した車軸を交換する」
まや‐さん【摩耶山】
兵庫県神戸市北区にある六甲山中の一峰。標高702メートル。中腹に釈迦の母、摩耶夫人(まやぶにん)を祭る忉利天上寺(とうりてんじょうじ)がある。
まら【魔羅/摩羅】
《(梵)māraの音写。障害・破壊・殺者の意》 1 仏語。人の善事を妨げる悪神。魔王。欲界第六天の王。転じて、悟りの妨げとなる煩悩(ぼんのう)をいう。魔。 2 《1から転じたとも、排泄する意の「...
まりし‐てん【摩利支天】
《(梵)Marīciの音写。陽炎(かげろう)の意》陽炎を神格化した女神。摩利支天経に説かれる。常に身を隠し、護身・得財・勝利などをつかさどる。日本では武士の守護神とされた。