かきのきのあるいえ【柿の木のある家】
壺井栄による小説。昭和19年(1944)に刊行された長編作品「海のたましひ」をもとに改作した中編で、昭和24年(1949)に刊行。
かていきょうし【家庭教師】
《原題、(ドイツ)Der Hofmeister》レンツの戯曲。5幕の喜劇。1774年刊、1778年初演。のちにブレヒトが改作している。
かよいこまち【通小町】
謡曲。四番目物。古作を観阿弥が改作。百夜通いのすえに、精根尽きた深草少将の霊が死後も小野小町の霊を追うが、僧の回向(えこう)で成仏する。
きょうかいのステンドグラス【教会のステンドグラス】
《原題、(イタリア)Vetrate di chiesa》レスピーギの管弦楽曲。全4楽章。1925年作曲。正式名称は「交響的印象『教会のステンドグラス』」。自身のピアノ曲を改作。日本では他の作曲家...
げん‐さく【原作】
翻訳・改作・脚色などをする前の、もとの作品。「—に忠実に映画化する」
げん‐し【原詩】
原作の詩。翻訳や改作などの、もとになる詩。
げん‐ちょ【原著】
注釈を付したり、翻訳・改作したりしたものに対して、そのもとになった著作。原作。
げん‐ぶん【原文】
翻訳・校訂・改作・加筆などをする前の、もとの文章。「—に忠実に翻訳する」
こいにょうぼうそめわけたづな【恋女房染分手綱】
浄瑠璃。時代物。13段。吉田冠子(よしだかんし)・三好松洛合作。宝暦元年(1751)大坂竹本座初演。近松門左衛門の「丹波与作待夜(たんばよさくまつよ)の小室節(こむろぶし)」の改作。10段目の「...
こいのおもに【恋重荷】
謡曲。四番目物。世阿弥作。女御が自分を恋する庭守の老人に、重荷を持って歩いたら姿を見せようと伝えるが、老人は果たせずに死に、亡霊となって現れる。古曲「綾の太鼓」の改作。