ぎょくよう【玉葉】
平安後期から鎌倉初期にかけての九条兼実(くじょうかねざね)の日記。66巻。長寛2年(1164)から建仁3年(1203)までを記述し、朝儀や政界の実情などに詳しい。玉海。
くろ‐まく【黒幕】
1 黒い色の幕。特に、歌舞伎で、場面の変わり目に舞台を隠したり、道具の奥に掛けて背景代わりにしたりする黒木綿の幕。 2 表面には出ないで、指図をしたり、はかりごとをめぐらしたりする者。「政界の—」
けい‐き【継起】
[名](スル)物事が相ついで起こること。「政界に—する疑惑」
けんきゅう‐かい【研究会】
あることを研究する目的で設けられた会。 明治24年(1891)堀田正養(まさやす)・大原重朝・岡部長職(ながもと)・正親町実正(おおぎまちさねまさ)ら華族議員を中心として結成された貴族院内の...
げき‐しん【激震/劇震】
1 地震の強さの旧階級。木造家屋の30パーセント以上が倒壊し、山崩れ・地割れ・断層が生じる、最も激しいものとされ、震度7にあたった。→震度 2 (比喩的に)衝撃。「政界に—が走る」
さく‐し【策士】
策略を立てることに巧みな人。好んで事をたくらむ人。「政界の—」
さんば‐がらす【三羽烏】
弟子・部下の中で、またはある分野で、特にすぐれた三人。「政界の若手—」
しょう‐そく【消息】
[名](スル)《「消」は陰気のなくなること。「息」は陽気の生じること》 1 人や物事の、その時々のありさま。動静。状況。事情。「その後の—を尋ねる」「政界の—に通じている」 2 状況や用件などを...
しょうそく‐すじ【消息筋】
ある方面の事情に詳しい人々や関係機関。「政界の—によれば」
しょうま‐きょう【照魔鏡】
悪魔の本性を照らし出すという鏡。転じて、社会や人物の隠れた本体を写し出すもの。「政界と財界の癒着をあばく—」