お‐あいだ【御間】
1 不用になること。おろそかにされること。「陸汽車(おかじょうき)とやらが彼是(あちこち)に落成(でき)たが…人車(じんりき)も馬車も—だが、一体ありゃ何の利益(ため)かね」〈松田敏足・文明田舎...
おう‐はん【黄斑】
網膜の後極にある卵円形のくぼみで、黄色色素が沈着している、視覚の最も鋭敏な部分。中心部は錐状体だけで、桿状体(かんじょうたい)はない。黄点。
おおこうち【大河内】
姓氏の一。 [補説]「大河内」姓の人物大河内一男(おおこうちかずお)大河内伝次郎(おおこうちでんじろう)大河内正敏(おおこうちまさとし)
おお‐ずもう【大相撲】
1 盛大な相撲興行。特に、日本相撲協会が行う相撲興行。 2 力の入った見ごたえのある相撲の取組。 [補説]大相撲1のおもな記録は以下の通り(令和6年9月場所終了時、太字は現役力士)。幕内優勝回数...
おさだ‐の‐みや【訳語田宮】
奈良県桜井市にあったとされる敏達(びだつ)天皇の皇居。
おさ‐むし【歩行虫/筬虫】
甲虫目オサムシ科オサムシ亜科の昆虫の総称。鞘翅(しょうし)(前翅)は先がとがる。後翅は退化し、飛べないが、敏速に歩行する。あごが強く、ミミズ・カタツムリなどを食べる。アオオサムシ・マイマイカブリ...
おそらく‐は【恐らくは】
《動詞「おそる」のク語法「おそるらく」に係助詞「は」の付いた「おそるらくは」の音変化》 [副] 1 「恐らく1」に同じ。「—もう会えないだろう」 2 「恐らく2」に同じ。「—貞敏に授け残しし曲...
おぱらばん
堀江敏幸の文化評論集。平成11年(1999)発表。同年、第12回三島由紀夫賞受賞。タイトルはフランス語の「auparavant(以前、昔などの意)」から。
おも【面】
1 顔。顔つき。容貌(ようぼう)。「いと美(うる)はしき君が—」〈上田敏訳・海潮音・春の貢〉 2 表面。「川の—」 3 おもかげ。「佐野山に打つや斧音(をのと)の遠かども寝もとか児ろが—に見えつ...
おもいでをうるおとこ【思ひ出を売る男】
加藤道夫の戯曲。1幕。昭和26年(1951)「演劇」誌に発表。翌年、著者自身によりラジオドラマ化。舞台初演は昭和28年(1953)、文学座による。同年、黛敏郎作曲・近藤玲子の振り付けによりバレエ化。