ちり‐まが・う【散り紛ふ】
[動ハ四]入り乱れて散る。「雪、東風にたぐひて—・ふ」〈かげろふ・下〉
ちり‐みだ・れる【散(り)乱れる】
[動ラ下一][文]ちりみだ・る[ラ下二]入り乱れて散る。乱れ散る。「強風に葉が—・れる」
ちんか‐さい【鎮花祭】
平安時代以降、神祇官で、陰暦3月の桜の花の散るころ特に活動するといわれる疫病神をはらうため、大和の大神(おおみわ)・狭井(さい)二社の神を祭った行事。神社でも行われ、現在は簡略化されて伝わる。は...
と‐ばしり【迸り】
1 飛び散る水。しぶき。「床に滴る—をよける用心にと」〈荷風・つゆのあとさき〉 2 まきぞえ。とばっちり。「事故の—がかかる」
と‐ばし・る【迸る】
[動ラ五(四)]飛び散る。ほとばしる。「谷川の雪解け水が—・る」
とば・す【飛ばす】
[動サ五(四)] 1 空中を飛ぶようにする。「模型飛行機を—・す」「風船を—・す」 2 何かをめがけて、手元から勢いよく放つ。「ボールを—・す」「矢を—・す」 3 強く吹いて、空中に舞い上がらせ...
とび‐ち・る【飛(び)散る】
[動ラ五(四)]飛んであちこちへ散る。飛散する。「火花が—・る」
とび‐ひ【飛(び)火】
[名](スル) 1 火の粉が飛び散ること。また、その火の粉。 2 火事のとき、火の粉が飛んで離れた場所に燃えうつること。また、燃えうつったその火。「風下に—する」 3 事件の影響などが、無関係と...
と・ぶ【飛ぶ/跳ぶ】
[動バ五(四)] 1 空中を移動する。飛行する。「鳥が—・ぶ」 2 吹かれて空中に舞う。「木の葉が—・ぶ」 3 飛行機に乗って目的地へ行く。「外相がワシントンヘ—・ぶ」 4 何かをめがけて勢いよ...
とら・く【盪く/蕩く】
[動カ下二] 1 ばらばらになる。散る。〈名義抄〉 2 固まっていたものなどが解けほぐれる。緊張などが緩む。「堪能の人の句は心—・けて胸より出づる故に」〈ささめごと〉