ばら‐かす【散粕/散糟】
崩れた形状の酒かす。板かすがばらばらになったものと、低温発酵のために粒が残り、柔らかいものとがある。
ばらけ‐がみ【散け髪】
1 ふり乱した髪。ざんばら髪。ばらげ。 2 江戸時代、歌舞伎役者が楽屋にいるときに結った簡単な髪形。
ばら・ける【散ける】
[動カ下一][文]ばら・く[カ下二]まとまっていたものがばらばらになる。「髪が—・ける」「練り餌が水中で—・ける」
ばら‐げ【散毛】
1 「散(ばら)け髪1」に同じ。 2 加工していない綿毛。
ばら‐ずし【散鮨】
(関西で)五目鮨(ごもくずし)。ちらしずし。
ばら‐ずみ【散炭】
1 小枝を焼いてつくった細かい炭。 2 俵(たわら)に詰めないで、ばらで売る木炭。
ばら‐せん【散銭】
硬貨などの、こまかいぜに。小銭(こぜに)。ばら。
ばら‐だま【散弾】
1 「さんだん(散弾)」に同じ。 2 1発ずつ撃つ弾丸。
ばら‐づみ【散積み】
[名](スル)石炭・鉱石・穀物などの粒状の貨物を包装しないで、そのまま船や車に積み込むこと。「—貨物」
ばら‐に【散荷】
荷造りや梱包(こんぽう)のしてない荷物。