さんかい‐せいだん【散開星団】
数十から数百個の恒星が、10光年程度の範囲に不規則に集まった星団。約1000個発見されており、銀河面に沿って分布する。牡牛(おうし)座のプレアデス星団、ヒアデス星団が有名。銀河星団。
さん‐かん【散官】
1 律令制で、位階があって、それに相当する職務のない官。⇔職事官(しきじかん)。 2 たいした役目のない、暇な官職。
さん‐がく【散楽】
1 古代中国で、軽業・曲芸・奇術・幻術・こっけい物まねに類する西域起源の大衆的雑芸。公的な正楽・雅楽に対する俗楽。百戯。雑戯。 2 1が奈良時代に日本に伝来し、中世まで行われた軽業・曲芸・奇術・...
さん‐きょ【散居】
[名](スル) 1 散らばって住むこと。「本国の容子を探るの便を計らんとて国境に—したる一組」〈竜渓・経国美談〉 2 孫に当たる者が当主になった時の、その隠居者の称。また、その住居。
さんきょ‐そん【散居村】
広い平野に屋敷林に囲まれた住居が散在する、村落の形態。富山県の砺波(となみ)平野などでみられる。
さん‐きん【散禁】
律令制で、罪人を縛らず、枷(かせ)もはめずに一定の場所に閉じ込めておく罰。
さん‐ぐ【散供】
⇒打ち撒(ま)き1
さんけい‐かじょ【散形花序/繖形花序】
無限花序の一。花軸の先に、柄をもつ花が放射状につくもの。サクラソウ・セリ・ニンジンなどにみられる。
さん‐けん【散見】
[名](スル)あちこちに見えること。ちらほら目につくこと。「雑誌等に—する新語」
さん‐げ【散華/散花】
[名](スル) 1 花をまいて仏に供養すること。 2 四箇の法要の一。梵唄(ぼんばい)のあとにシキミの葉あるいは花を散布すること。また、紙製の蓮華の花びらを花筥(けこ)に入れ、散布すること。 3...