ちゅうしょう‐だいすうがく【抽象代数学】
抽象的な要素の集合としての代数系を取り扱う現代数学の一部門。群・環・体などが対象となる。
チューリング‐しょう【チューリング賞】
《ACM A.M.Turing Award》米国コンピューター学会(ACM)が毎年授与する、計算機科学分野で顕著な業績を上げた人物を称える賞。1966年に創設。コンピューターの理論的原型を考案し...
チューリング‐テスト【Turing test】
コンピューターが知能をもつかどうかを判定するテスト。1950年に英国の数学者A=M=チューリングが考案。人間および人間を模倣するコンピューターに対し、ディスプレーとキーボードを介してさまざまな質...
チューリング‐マシン【Turing machine】
1936年、英国の数学者A=M=チューリングが提唱した思考上の機械。計算の過程を抽象化した数学的なモデル。現在のコンピューターの理論的原型ともいえるもの。チューリング機械。
ちょう‐かんすう【超関数】
関数の概念を拡張した広義の関数。物理学や工学の分野で便宜的に用いられる有用性のある関数に、数学的な基礎づけを与えたもの。ディラックのデルタ関数やヘビサイドの階段関数が知られる。
ちょう・じる【長じる】
[動ザ上一]「ちょう(長)ずる」(サ変)の上一段化。「数学に—・じる」
ちょく‐せん【直線】
1 まっすぐな線。「—コース」 2 数学で、異なる2点を通り、同一方向に無限にのびる線。→半直線 →線分
ちょっかん‐しゅぎ【直観主義】
1 《intuitionism》哲学で、概念的思惟よりも直観に優位を認める立場。直覚主義。 ㋐真理・存在の把握は直観によってのみ可能であるとする立場。ベルグソンの哲学など。 ㋑道徳的価値判断の成...
チーム‐ティーチング【team teaching】
1 数名の教師がチームを作り、複数学級の生徒を弾力的にグループ分けしながら行う授業の形態。 2 学級担当の教師が進める授業に、その教師とチームを組む他の教師が入り、生徒の習熟度などに合わせて担当...
つうしんのすうがくてきりろん【通信の数学的理論】
《原題、A Mathematical Theory of Communication》米国の電気工学者・数学者、シャノンによる論文。1948年発表。今日の情報理論の基礎となった。