きおい‐ぐち【競ひ口】
勢いののったとき。調子づいたはずみ。「敵は十分勝ち誇ったる—」〈浄・島原蛙合戦〉
き‐かく【掎角】
《「掎」は鹿を捕らえるのに後ろ足をとる意、「角」は前から角(つの)をとる意》 １ 前後呼応して敵を制すること。 ２ 両雄が、相対して争うこと。「—の勢をなす」
きがい‐しゃげき【危害射撃】
日本への武力攻撃事態で、敵国または第三国の船が臨検に応じないとき、船体に向けて行う射撃。→警告射撃 [補説]平成13年（2001）奄美大島沖で不審船を見つけた際に海上保安庁が初の危害射撃を実施し...
き‐きゅう【企及／跂及】
［名］(スル)計画を立て努力して到達すること。また、肩を並べること。匹敵すること。「自分には、彼等の到底—し難い芸術上の天才がある」〈谷崎・異端者の悲しみ〉
き‐けい【奇計】
普通では考えつかないような巧みな計略。奇策。「—を用いて敵の不意をつく」
き‐こう【帰降】
［名］(スル)《「きごう」とも》敵に降伏すること。帰順。降参。
旗鼓(きこ)の間(あいだ)に相見(あいまみ)・ゆ
敵味方となって対戦する。「早晩—・えずばなるまい」〈魯庵・社会百面相〉
き‐さく【詭策】
敵をだます計略。詭計。
き‐しゅう【奇襲】
［名］(スル)相手の油断、不意をついて、思いがけない方法でおそうこと。不意打ち。「敵の背後から—する」「—攻撃」
きじゅう‐そうしゃ【機銃掃射】
機関銃の銃口を動かし、敵をなぎ払うように射撃すること。
