こう‐てき【抗敵】
[名](スル)敵対すること。「私欲の感情に—すること能(あた)わず」〈中村訳・西国立志編〉
狡兎(こうと)死(し)して走狗(そうく)烹(に)らる
《「史記」越王勾践世家から》うさぎが死ぬと、猟犬も不要になり煮て食われる。敵国が滅びたあとは、軍事に尽くした功臣も不要とされて殺されることのたとえ。
こうぶ‐がったい【公武合体】
江戸末期、朝廷と幕府とが一致して外敵の難を処理し、同時に幕府の体制の立て直しを図ろうとした構想。大老井伊直弼(いいなおすけ)の死後、老中安藤信正らが主張、和宮(かずのみや)降嫁が実現したが、のち...
こう‐らく【攻落】
[名](スル)攻め落とすこと。「敵城を—する」
こう‐りゃく【攻略】
[名](スル) 1 攻撃して奪い取ること。攻め落とすこと。「敵陣を—する」 2 巧みに攻撃して相手を打ち負かすこと。説得して、相手の意思を変えさせることなどにもいう。「エースを—する」「押しの一...
こくさい‐リニアコライダー【国際リニアコライダー】
ヨーロッパ・アジア・北米各国の国際協力による、世界最大級の電子・陽電子衝突型線形加速器の開発計画。地下につくられた約40キロメートルの直線トンネルの中に加速器を構築し、高速に加速した電子と陽電子...
こく‐ぼう【国防】
外敵の侵略に対する、国家の軍事力による防衛。
こくぼうほあん‐ほう【国防保安法】
戦時下、軍事・外交・財政・経済等に関する国家機密が敵国に漏洩することを防ぐために制定された法律。昭和16年(1941)制定、昭和20年(1945)廃止。
こころ‐ぜいもん【心誓文】
心の中で立てる誓文。心中の誓い。「大事の敵を討つまでは無念も恥も堪(こら)えうと、—立てたれども」〈浄・薩摩歌〉
ここん‐どっぽ【古今独歩】
昔から今に至るまで、匹敵するもののないこと。「—の弓馬の達人」〈浄・川中島〉