ごうい‐ちきょう【合囲地境】
戒厳令による戒厳地境の一。敵の合囲や攻撃などがあった場合、戒厳する地域。
ごう‐かん【合巻】
江戸後期、文化年間(1804〜1818)以後に流行した草双紙の一種。それ以前の黄表紙などが5丁1冊であったのを、数冊合わせて1冊とし、長いものは数十冊にも及ぶ。内容は教訓・怪談・敵討ち・情話・古...
ごう‐こつ【傲骨】
《唐の李白は腰にかたくつよい骨があるので身を屈することができないと世人が評したという「鼠璞」傲骨の故事から》誇りを高くもって、人に屈しないこと。「天に畏れず、人に憚(はばか)らざる不敵の—」〈紅...
ごう‐しゃ【壕舎】
敵の襲撃に備えて地中につくった部屋。また、防空壕。
ごう‐ちん【轟沈】
[名](スル)艦船が、砲撃や爆撃などを受けて瞬時に沈没すること。また、沈没させること。「敵艦を—する」
ごう‐ぶく【降伏】
[名](スル)神仏の力や法力によって悪魔や敵を防ぎおさえること。調伏(ちょうぶく)。「怨霊(おんりょう)を—する」 [補説]「こうふく」と読めば別語。
ごうぶく‐ほう【降伏法】
密教の5種護摩の一。五大明王を本尊として、悪魔・外道(げどう)・怨敵(おんてき)などを鎮めるために行う修法。調伏法(ちょうぶくほう)。
ごえい‐かん【護衛艦】
1 船団や艦隊を護衛する軍艦。駆逐艦・フリゲート・コルベットなどの総称。 2 海上自衛隊が保有する艦艇の種別の一つ。敵の潜水艦・水上艦艇・航空機による脅威に対処する能力を備え、周辺海域の防衛や海...
ご‐えつ【呉越】
中国で、春秋時代にあった呉と越の2国。また、その国の人。
中国、五代十国の一。907年、唐の節度使銭鏐(せんりゅう)が浙江(せっこう)・江蘇地方に建国。都は杭州(こうしゅう)。978年、...
ごえつ‐どうしゅう【呉越同舟】
《「孫子」九地から》仲の悪い者どうしが同じ所に居合わせたり、行動を共にしたりすること。また、敵対していてもいざというときには共通の困難や利害のために協力し合うこと。→呉越