さか‐うち【逆討ち】
敵を討とうとして逆に討たれること。返り討ち。「—を食らう」
さか‐うま【逆馬】
1 馬に後ろ向きに乗ること。「敵に後ろを見えじとや思ひけん、玄光は—に乗ってぞはせたりける」〈平治・下〉 2 意に反して逆の成り行きになること。「叩き出せぶち出せと、いふ程—横車」〈浄・仏御前〉...
さか‐もぎ【逆茂木】
敵の侵入を防ぐために、先端を鋭くとがらせた木の枝を外に向けて並べ、結び合わせた柵(さく)。さかもがり。鹿砦(ろくさい)。鹿角砦(ろっかくさい)。
さき‐がけ【先駆け/先駈け/魁】
[名](スル) 1 他の者に先んじて敵中に攻め入ること。「—の功名」 2 他のものより先になること。また、そのもの。先駆(せんく)。「春の—をする鶯」「流行の—」
先(さき)を駆(か)・く
戦いで、真っ先に敵陣に攻め入る。「景高余りに—・けんと進みければ」〈平家・九〉
さく‐せん【作戦/策戦】
1 戦いや試合をうまく運ぶ方法や策略。転じて、物事を進めていくうえでのはかりごと。「—を練る」「—を立てる」 2 歩兵・砲兵・騎兵などの、ある期間にわたる一連の対敵戦闘行動。「水際—」「陽動—」
さく‐てき【索敵】
[名](スル)敵軍の位置・状況・兵力などをさぐること。「—しながら前進する」
さぐり‐い・る【探り入る】
[動ラ五(四)]ようすをさぐるために、中に入る。「敵陣に—・る」
さぐ・る【探る】
[動ラ五(四)] 1 手足の感覚などをたよりにして、目に見えないものをさがし求める。「小銭がないかとポケットを—・る」「暗闇を—・る」 2 相手の考えやようす・動きなどを、それとなく調べる。「敵...
ささ・える【支える】
[動ア下一][文]ささ・ふ[ハ下二] 1 倒れたり落ちたりしないように、何かをあてがっておさえる。「太い柱で梁(はり)を—・える」「—・えられてよろよろ歩く」 2 ある状態が崩れないように、もち...