ぜんぽう‐てんかい【前方展開】
第二次大戦後の冷戦期に米国が採用した軍事戦略。欧州や東アジア・太平洋地域の友好国に駐留軍を配置し、敵対関係にあった旧ソ連による侵攻や威圧を抑止するというもの。
ぜんめん‐こうわ【全面講和】
戦争終結にあたって、敵国を同じくして同盟関係にある全交戦国が、共同して講和条約を結ぶこと。また、ある一国が全交戦国と講和すること。→単独講和
そうき‐けいかいじょうほう【早期警戒情報】
1 早期警戒レーダーや早期警戒衛星がとらえた、敵対国などによるミサイル発射情報。防衛のため同盟国間で共有される。SEW(shared early warning)。 2 ⇒異常天候早期警戒情報
そうぐう‐せん【遭遇戦】
前進中の軍隊が、敵と不意に遭遇することによって起こる戦闘。
そう‐こう【装甲】
[名](スル) 1 甲(よろい)をつけて武装すること。 2 敵弾を防ぐために船体や車体に鋼鉄板を張ること。また、その鋼鉄板。「—された車両」「—艦」
そう‐こうげき【総攻撃】
[名](スル)全軍がいっせいに攻撃すること。大勢がいっせいに責めたてること。「敵の拠点を—する」「野党から—を食う」
そうごうてき‐びょうがいちゅうかんり【総合的病害虫管理】
農薬だけでなく、作物の生育段階に応じて天敵・ウイルスなどによる生物的防除やネット・ビニールなどの農業資材による防除を組み合わせ、環境負荷の低減を図りながら病害虫や雑草を総合的に防除する手法。博物...
そう‐しゃ【捜射】
[名](スル)敵が潜伏しているかどうかを探るために、弾丸などを発射すること。
そうじょう‐の‐じん【宋襄の仁】
《「春秋左伝」僖公二二年から》無益の情け。つまらない情けをかけてひどい目にあうこと。宋の襄公が楚(そ)と戦ったとき、公子の目夷(もくい)が敵が陣を敷かないうちに攻めようと進言したが、襄公が人の困...
そうぜんじばば‐の‐あだうち【崇禅寺馬場の仇討】
正徳5年(1715)崇禅寺門前で、遠城治左衛門・安藤喜八郎兄弟が末弟宗左衛門の敵(かたき)生田伝八郎を討とうとして返り討ちにあった事件。浄瑠璃の題材となった。