しき‐め【敷目】
1 「敷目板(しきめいた)」の略。 2 「敷目威(しきめおどし)」の略。「—に巻きたる赤糸威(あかいとをどし)の究竟(くっきゃう)の鎧(よろひ)を取り出だし」〈義経記・八〉
しきめ‐いた【敷目板】
床張り・天井板・竪(たて)張りの羽目などの板の継ぎ目の下や裏に取り付ける、細い目板。敷目。
しきめ‐おどし【敷目威】
1 鎧(よろい)の札(さね)の威(おどし)目を3行としたもの。重ねが厚く、堅固になる。 2 石畳の文様に配色した鎧の威。
しき‐もの【敷物】
1 座ったり寝たりするとき、下に敷くもの。布団・ござの類。 2 部屋の床などに敷くもの。じゅうたん・うすべりの類。 3 物を置くとき、下に敷くもの。
しき‐りょう【敷料】
1 「倉敷料」に同じ。 2 牛や馬などの家畜の寝床に敷くもの。稲わら、麦わら、おが屑(くず)などが用いられる。寝わら。敷きわら。
しき‐れんが【敷き煉瓦】
路面に敷く、舗装用の煉瓦。
しき‐わら【敷き藁】
作物の根もとや家畜の小屋などに敷く藁。しきぐさ。
し・く【敷く/布く/領く/藉く】
[動カ五(四)] 1 一面に平らに広げる。「絨毯(じゅうたん)を—・く」 2 一面に平らに並べたり、まき散らしたりする。「畳を—・く」「玉砂利を—・く」 3 物を載せるために平らにして下に置く。...
しくか【敷香】
ロシア連邦サハリン州(樺太(からふと))の町ポロナイスクの、日本領時代の名称。
じき【敷(き)】
[接尾]部屋の大きさを畳の数によって表すのに用いる。「八畳—」