はなれ‐ざしき【離れ座敷】
母屋から離れてある座敷。また、その建物。はなれや。
ばけもの‐やしき【化け物屋敷】
化け物が出るといわれている屋敷。おばけ屋敷。
ばんしゅうさらやしき【播州皿屋敷】
浄瑠璃。時代物。3巻。為永太郎兵衛・浅田一鳥作。寛保元年(1741)大坂豊竹座初演。皿屋敷の怪異巷説に細川家の御家騒動をからませて脚色したもの。
ひかえ‐やしき【控(え)屋敷】
本邸以外に用意しておく邸宅。控え邸。
ひきつけ‐ざしき【引(き)付け座敷】
遊里で、客をまず通しておき、遊女を連れて来て会わせる座敷。引き付け部屋。
ひ‐しき【引敷】
「引敷物」の略。
ひ‐しき【火敷】
香をたくとき、火に直接香をのせないため、火の上に敷く雲母(うんも)の薄片。→銀葉(ぎんよう)
ひっ‐しき【引っ敷】
1 毛皮に緒をつけて腰の後ろに当て、座るときに敷物としたもの。腰当て。尻皮。 2 「引っ敷の板」の略。 3 敷物。ひしきもの。「火燵(こたつ)に紫ぶとんを掛け、茶繻子(ちゃじゅす)の—」〈浮・織...
ひゃく‐さじき【百桟敷】
料金が100文の桟敷。江戸時代、芝居で2階正面桟敷の最後方の観客席。
ひら‐おしき【平折敷】
四隅のかどを切ってない四角のままの折敷。