よ‐あけ【夜明け】
1 夜が明けること。また、その時分。明け方。あかつき。「—に出発する」 2 日の出前、太陽の中心が地平線下の7度21分40秒に来た時刻。明け六つ。→日暮れ 3 新しい時代や文化、芸術などの始まり...
よあけあさあけ【夜あけ朝あけ】
住井すゑによる長編の児童文学作品。貧しくも誠実に生きる兄弟の姿を童話風に描く。昭和29年(1954)刊行。同年、第8回毎日出版文化賞受賞。
よいまちぐさよじょう【宵待草夜情】
連城三紀彦による短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品集は、昭和58年(1983)刊行で、いずれも女性を主人公とするミステリー5作品からなる。第5回吉川英治文学新人賞受賞。
ようかしょう【楊家将】
北方謙三の長編歴史小説。平成12年(2000)から平成13年(2001)にかけて、「日本農業新聞」に連載。単行本は平成15年(2003)刊行。平成16年(2004)、第38回吉川英治文学賞受賞。
ようめい‐ぶんこ【陽明文庫】
京都市右京区にある文庫。近衛家に伝わった摂関家の日記や文学・荘園関係の文書・典籍・記録などを収蔵する。
よしかわえいじ‐ぶんがくしょう【吉川英治文学賞】
吉川英治を記念し、昭和42年(1967)に創設された文学賞。年に1回、優れた大衆小説を発表した作家に贈られる。
よっぱだにへのこうか【ヨッパ谷への降下】
筒井康隆の短編小説。昭和63年(1988)「新潮」誌に発表。同年刊行の小説集「薬菜飯店」に収録。平成元年(1989)、第16回川端康成文学賞を受賞。
よみうり‐ぶんがくしょう【読売文学賞】
文学賞の一。昭和24年(1949)、読売新聞社により創設。年に1回、優れた作品に贈られる。小説のほか戯曲・シナリオ、詩歌俳句、研究・翻訳などの部門がある。
よるとざす【夜とざす】
《原題、(フランス)Fermé la nuit》モランの短編小説集。1923年刊。4作品を収録。日本では堀口大学の翻訳で知られ、「夜ひらく」とともに大正時代のモダニズム文学に影響を与えた。
よるのみだらなとり【夜のみだらな鳥】
《原題、(スペイン)El obsceno pájaro de la noche》ドノソの長編小説。1970年刊。聾唖(ろうあ)の老人による独白の形式で、ブルジョア階級の無惨な崩壊ぶりを描いた。現...