きょういく【教育】
田中千禾夫の戯曲。昭和29年(1954)、作者自身の演出により俳優座が初演。同年、第6回読売文学賞受賞。
きょう‐かい【境界/疆界】
1 土地のさかい。「隣国との—」 2 物事のさかい。「哲学と文学の—」
きょうかい‐せん【境界線】
土地のさかいめの線。また、物事のさかいめ。「純文学と大衆文学との間に—は引きにくい」
きょうく【凶区】
日本の文学系同人誌。鈴木志郎康、天沢退二郎、渡辺武信らが中心となり、昭和39年(1964)に創刊。その他の同人に菅谷規矩雄、山本道子、金井美恵子ほか。昭和46年(1971)、廃刊宣言号を刊行して...
きょうしつにまるごごう【教室二〇五号】
大石真による児童文学作品。昭和40年(1965)から昭和43年(1968)にかけて同人誌で連載。物置の奥で見つけた秘密の地下室で、友情をつむいでいく少年たちの物語。
きょうじんにっき【狂人日記】
《原題、(ロシア)Zapiski sumashedshawo》ゴーゴリの短編小説。下級官僚が次第に心を病み、ついにはスペイン王であることを主張するさまが日記形式でつづられる。
魯迅の短編小説...
きょうと‐さんぎょうだいがく【京都産業大学】
京都市北区に本部のある私立大学。昭和40年(1965)に天文学者の荒木俊馬(あらきとしま)らが設立。
きょうよう‐こうざ【教養講座】
文学・歴史・美術などの知識を身につけるための講座。多く、社会人向けのものをいう。
きょく‐ほく【極北】
1 北の果て。北極に近い所。 2 物事が極限にまで達したところ。「純文学の—を目指す試み」
きょじんたち【虚人たち】
筒井康隆による小説。昭和54年(1979)から昭和56年(1981)にかけて、「海」誌に連載。ヌーボーロマン風の実験的文体の作品。単行本は昭和56年(1981)に刊行、同年の第9回泉鏡花文学賞を受賞。