きょぜつのき【拒絶の木】
小野十三郎の詩集。昭和49年(1974)刊。翌昭和50年(1975)、第26回読売文学賞詩歌俳句賞受賞。
きょだい‐すう【巨大数】
現実ばなれした大きな数。天文学的数字。特に現代数学の分野で扱われる。10の冪(べき)乗で表すことが実用的ではないため、特殊な表記法が考案された数なども含む。
きょ‐へん【巨編/巨篇】
文学や映画などで、規模の非常に大きい作品。「スペクタクル—」
きょ‐ほう【巨峰】
1 非常に大きな山。「アルプスの—」 2 ある一群の中で、目立ってすぐれているもの。「中古文学の二大—」 3 ブドウの一品種。実は黒紫色で大粒。昭和17年(1942)大井上康がアメリカ系とヨーロ...
きらきらひかる
江国香織の長編小説。平成3年(1991)刊。平成4年(1992)年、第2回紫式部文学賞受賞。アルコール依存症の妻、同性愛者の夫とその恋人の3人がおりなす関係を淡々と描く。平成4年(1992)年、...
きりきりじん【吉里吉里人】
井上ひさしの長編小説。日本からの独立を宣言した東北の寒村、吉里吉里村の騒動を描いた作品。昭和48年(1973)連載開始。昭和56年(1981)刊行、同年、日本SF大賞と読売文学賞を受賞。
キリシタン‐ぶんがく【キリシタン文学】
室町末期から江戸初期にかけて、キリシタンの宣教師などにより、日本語で著述・翻訳された宗教文学、および宣教用・語学用の書物。「伊曽保物語」「日葡(にっぽ)辞書」など。南蛮(なんばん)文学。
きりのはな【桐の花】
石森延男の児童文学作品。昭和43年(1968)発表。
北原白秋の第1歌集。大正2年(1913)刊。明治42年(1909)から大正元年(1912)にかけて発表した短歌449首を収録。
きろく‐ぶんがく【記録文学】
事実を客観的に描写する、記録的性格の強い文学。ルポルタージュをはじめ、広くは伝記・日記・書簡集なども含まれる。
きんきしょが【琴棊書画】
中国文学者、青木正児による中国文化をテーマとした随筆集。昭和33年(1958)刊行。昭和39年(1964)には増補版を刊行。