せい‐かん【世官】
官職を世襲すること。また、その官職。「封建の時代に世位—の風あるも」〈福沢・文明論之概略〉
せいしょう‐じ【青松寺】
東京都港区にある曹洞宗の寺。山号は万年山。開創は文明8年(1476)、開山は雲崗舜徳(うんこうしゅんとく)、開基は太田道灌(おおたどうかん)。曹洞宗の江戸三か寺の一。大名諸家の菩提寺として栄えた。
せい‐しょく【生殖】
[名](スル) 1 うみふやすこと。「全国の婦人は終身孜々(しし)として此逐円(ちくえん)の男子を—するのみ」〈福沢・文明論之概略〉 2 生物の個体が自分と同種類の新しい個体をつくり出すこと。無...
せい‐じ【盛時】
1 人の、若くて血気盛んな時期。 2 国や物事の、勢いの盛んな時・時期。「文明の—」
せい‐ちゅう【正中】
[名](スル) 1 物のまん中。中心。 2 かたよっていないこと。また、正しくて理想的なこと。「廉恥、公平、—、勇強等の如き外物に接して」〈福沢・文明論之概略〉 3 天体が日周運動で子午線を通過...
セイバル【Ceibal】
グアテマラ北部、ペテン県南西部にあるマヤ文明の遺跡。サヤスチェの東約15キロメートルに位置する。先古典期から古典期にかけて栄えた都市があった場所で、神殿や球戯場、天体観測に用いたと思われる建造物...
せかいぶんかしたいけい【世界文化史大系】
《原題The Outline of History》ウェルズの著作。1920年刊。人類の歴史を百科学的知見に基づき総括しようとする意欲的な著作。続く「生命の科学」「仕事・富・人類の幸福」と併せ、...
せきそおうらい【尺素往来】
室町中期の往来物。1巻。一条兼良著といわれる。文明13年(1481)以前の成立。年中行事や各種事物の話題を集めて、往復書簡の形式にまとめたもの。
せっ‐てん【接点/切点】
1 曲線または曲面と直線などが接する点。 2 電気回路で、接触させて電流を通じさせる部分。また、そのための部品。 3 異なる物事がふれあう点。また、一致する点。「東西文明の—」「互いの主張の—を...
セロス【Cerros】
中央アメリカ、ベリーズ北端の町コロザルにあるマヤ文明の遺跡。コロザル湾を挟んだチェトゥマル半島に位置する。先古典期に海上交易の拠点として栄えた地で、漆喰による仮面彫刻(複製)が施された神殿の遺構...