つつが【恙】
1 病気などの災難。わずらい。やまい。→つつがない「事に触れて、我が身に—ある心地するも」〈源・匂宮〉 2 「恙虫(つつがむし)」の略。〈文明本節用集〉
つばひら‐か【詳らか/審らか】
[形動ナリ]「つまびらか」に同じ。「右大臣の申さるる旨ことに—なりとて、それをぞ用ひられける」〈文明本愚管抄・五〉
ティカル【Tikal】
グアテマラ北部、ペテン県東部にあるマヤ文明最大級の都市遺跡。高さ51メートルある「ジャガーの神殿」をはじめ、約3000もの建造物がある。3〜8世紀にかけて繁栄し、10世紀に至り急激に衰退した。1...
ティラ‐とう【ティラ島】
《Thira/Θήρα》ギリシャ南東部、エーゲ海にある島。古代名テラ島。キクラデス諸島の最南部に位置する。大小五つの島からなるサントリーニ島の主島であり、日本や欧米ではサントリーニ島の名で呼ばれ...
ティリンス【Tiryns/Τίρυνς】
ギリシャ、ペロポネソス半島東部アルゴリス平野にある古代都市遺跡。現代名ティリンタ。ミケーネ文明の盛期である紀元前1400年から前1200年頃に建てられた宮殿や城塞の遺跡がある。神話によるとヘラク...
テオティトラン‐デル‐バジェ【Teotitlán del Valle】
メキシコ南部、オアハカ州の町。州都オアハカの南東約20キロメートルに位置する。サポテカ文明の遺跡の上に建造された教会がある。羊毛の織物の産地として有名。
テオパンソルコ【Teopanzolco】
メキシコ中南部、モレロス州の都市クエルナバカにある遺跡。市街北東部に位置する。ナワトル語系の先住民トラウイカ族が建造。アステカ文明の影響を強く受けた神殿の基壇部分などが残っている。
テクノシグニチャー【technosignature】
主に地球外生命探査における発見目標の、技術が存在する証拠となりうる物や現象。高度に発達した文明をもつ地球外知的生命が築いたダイソン球からの熱や光、化学物質の大気への放出などをさす。→バイオシグニチャー
でんき‐ブラン【電気ブラン】
ブランデーを主にしたアルコール飲料の商標名。ブランデーをベースに白ワイン・キュラソー・ジンなどを加えたもの。東京浅草、神谷バーの名物。電気が文明の先端をいくものであったところからの名といい、明治...
トゥルム【Tulum】
メキシコ東部のキンタナロー州、ユカタン半島東部の観光・保養都市、カンクンの南方約130キロメートルにあるマヤ文明の遺跡。マヤの神々や死後の世界などを描いたフレスコ画が残る神殿がある。