ぶんがくせいかつ【文学生活】
《原題、(フランス)La Vie littéraire》アナトール=フランスの文芸評論集。1888年から1892年にかけて全4巻を刊行。1886年から1891年まで担当した「ル‐タン」紙の文芸批...
ぶんがくたいがい【文学大概】
石川淳による文芸評論的随筆集。文学にまつわる24のエッセーを収める。昭和17年(1942)刊行。
ぶんがく‐てき【文学的】
[形動] 1 文学にかかわるさま。「—な才能」 2 文芸作品にみられるような趣があるさま。「—な味わいのある庭園」
ぶんげい【文芸】
文芸雑誌。昭和8年(1933)改造社から発刊、昭和19年(1944)に河出書房(現河出書房新社)に移った。高見順・中野重治・織田作之助・野間宏らの作品を掲載。
ぶんげい‐えいが【文芸映画】
文芸作品を原作として製作された映画。
ぶんげい‐か【文芸家】
文芸的な著作を専門の仕事とする人。
ぶんげいか‐きょうかい【文芸家協会】
日本文芸家協会の前身。
ぶんげいクラブ【文芸倶楽部】
文芸雑誌。明治28年(1895)1月創刊、昭和8年(1933)1月廃刊。初期は泉鏡花・樋口一葉・広津柳浪・小栗風葉・国木田独歩らの作品を発表したが、しだいに通俗化した。
ぶんげい‐しちょう【文芸思潮】
ある時代や社会の文芸の中に、創作上の根源として共通に流れている思想。
ぶんげい‐しょう【文芸賞】
優れた文芸作品に与える賞。→文学賞
昭和37年(1962)に創設された文学賞。河出書房新社が主催し、年に1回、優れた小説に対して贈られる。新人の登竜門としての性格が強く、対象は未発表作品に限...