みたぶんがく【三田文学】
文芸雑誌。明治43年(1910)5月、慶応義塾大学文学部の三田文学会の機関誌として、永井荷風らを中心に創刊。耽美的色彩が強く、自然主義文学系の「早稲田文学」と対立した。久保田万太郎・佐藤春夫・水...
みぶぎしでん【壬生義士伝】
浅田次郎の歴史小説。平成10年(1998)から平成12年(2000)にかけて「文芸春秋」誌に連載。新撰組隊士、吉村貫一郎を主人公とする。平成12年(2000)、第13回柴田錬三郎賞受賞。平成15...
ミュージック‐ブレス‐ユー【ミュージック・ブレス・ユー!!】
津村記久子による青春小説。平成20年(2008)刊。同年、第30回野間文芸新人賞受賞。
ミューズ【Muse】
ギリシャ神話で、文芸・学術・音楽・舞踏などをつかさどる女神ムーサの英語名。
みんしゅしゅぎぶんがくろん【民主主義文学論】
小田切秀雄による文芸評論。昭和23年(1948)刊。
みんしゅてきぶんげいのせんく【民主的文芸の先駆】
白鳥省吾の評論集。大正8年(1919)刊。ホイットマンやカーペンターなどを取り上げ、民主的文芸について説く。
むかし‐ばなし【昔話/昔噺】
1 以前の出来事・経験などについての話。むかしがたり。むかしものがたり。「今ではすっかり—になった」 2 民俗学で、口承文芸の一。子供に語って聞かせるたぐいの、空想的な世界を内容とする話。ふつう...
むぐらのはは【葎の母】
津島佑子の短編小説。昭和49年(1974)「文芸」誌に発表。翌年、第16回田村俊子賞受賞。
むじょうのせかい【無情の世界】
阿部和重の小説。平成11年(1999)刊。同年、野間文芸新人賞受賞。
ムセイオン【(ギリシャ)Mūseion】
《文芸・学問の神ミューズの聖所の意》古代ギリシャの学問研究所。特に、プトレマイオス1世がアレクサンドリアに設立した研究所が著名。地中海周辺諸国から多くの学者が招かれ、ヘレニズム時代の学芸の一中心...