ゆきの【雪野】
尾辻克彦(赤瀬川原平)の小説。昭和58年(1983)刊行。第5回野間文芸新人賞受賞。
よ‐い【余意】
言外に含む意味。余情。「再復歌より続けて、—を謂いたる文あり」〈榊原芳野編・文芸類纂〉
よるのさんか【夜の讃歌】
《原題、(ドイツ)Hymnen an die Nacht》ノバーリスの詩。1800年、文芸誌「アテネーウム」に発表。15歳で亡くなった婚約者ゾフィーの墓での神秘的体験に基づく作品。
ヨーロッパのせいきまつ【ヨオロツパの世紀末】
吉田健一の評論集。18世紀以降のヨーロッパについて論じた近代文明論。「ユリイカ」誌に昭和44年(1969)7月から昭和45年(1970)6月まで連載。第23回野間文芸賞受賞。
ラテンアメリカにおけるそうぞうとぼうりょく【ラテンアメリカにおける想像と暴力】
《原題、(スペイン)Imaginación y violencia en América Latina》ドルフマンの評論。1970年刊。ラテンアメリカ文学に付随する政治的暴力の問題を分析した文芸論。
らん【欄】
[常用漢字] [音]ラン(呉)(漢) [訓]おばしま 1 てすり。おばしま。「欄干/勾欄(こうらん)・高欄・朱欄」 2 木を横に渡した囲い。「欄井」 3 紙面の、区分された部分。「欄外/空欄・上...
リテラチュア【literature】
文学。文芸。
リトル‐マガジン【little magazine】
少数の読者を対象として、主に実験的、前衛的な作品を載せる非営利的な文芸・評論雑誌。
るい‐さん【類纂】
[名](スル)同じ種類のものを集めて書物を作ること。また、その書物。「文芸—」
ルイジアナくいうち【ルイジアナ杭打ち】
吉目木晴彦の小説。幼少時の米国ルイジアナ州での生活経験をもとにしている。昭和63年(1988)刊行。第10回野間文芸新人賞受賞。