ぶんけん‐がく【文献学】
《(ドイツ)Philologie》文献の真偽の考証・本文の確定・解釈などを行い、民族や文化を歴史的に研究する学問。書誌学との関連が深いことから、その意に用いられることもある。
ぶんけんつうこう【文献通考】
中国の制度史書。348巻。元の馬端臨撰。上古より宋の寧宗までの典章・制度の沿革を論じたもの。三通の一。ぶんけんつこう。
ぶん‐げい【文芸】
1 言語によって表現される芸術の総称。詩歌・小説・戯曲などの作品。文学。 2 文学とその他の芸術。また、学問と技芸。学芸。芸文。「—の興隆期」
ぶんげい【文芸】
文芸雑誌。昭和8年(1933)改造社から発刊、昭和19年(1944)に河出書房(現河出書房新社)に移った。高見順・中野重治・織田作之助・野間宏らの作品を掲載。
ぶんげい‐えいが【文芸映画】
文芸作品を原作として製作された映画。
ぶんげい‐か【文芸家】
文芸的な著作を専門の仕事とする人。
ぶんげいか‐きょうかい【文芸家協会】
日本文芸家協会の前身。
ぶんげい‐がく【文芸学】
文学を体系的、科学的に研究する学問。
ぶんげい‐きょうかい【文芸協会】
明治39年(1906)、坪内逍遥・島村抱月らを中心に、演劇・文学・美術などの改革を目的として設立された団体。同42年に演劇団体として改組、日本の新劇運動の起点となった。大正2年(1913)解散。
ぶんげいクラブ【文芸倶楽部】
文芸雑誌。明治28年(1895)1月創刊、昭和8年(1933)1月廃刊。初期は泉鏡花・樋口一葉・広津柳浪・小栗風葉・国木田独歩らの作品を発表したが、しだいに通俗化した。