もんじ‐の‐くに【文字の国】
中国の異称。漢字が豊富であるところからいう。
もんじ‐の‐ごく【文字の獄】
中国の諸王朝で起こった筆禍事件の総称。特に清朝の康熙帝・雍正帝・乾隆帝時代のものが有名。満州出身の清朝は、その政治に反抗的な言辞を筆にした漢人を激しく弾圧、著者を極刑に処すとともにその著書を禁書...
もんじ‐の‐ほうし【文字の法師】
もっぱら教理・経文の研究にのみふけり、実践的な禅行を修しない法師。禅僧が学問僧をあざけっていう語。→暗証(あんしょう)の禅師(ぜんじ)
もん‐じゃ【文者】
学者。また、詩文に巧みな人。「まことしき—にて」〈大鏡・道隆〉
もん‐じゃく【文尺】
足袋を製作する職人専用の木製の物差し。1尺は曲尺(かねじゃく)の8寸に相当。文木(もんぎ)。
もん‐じゃく【文籍】
書籍。書物。ぶんせき。
もんじゅ
福井県の敦賀半島北端部にある日本原子力研究開発機構の高速増殖炉。高速の中性子によって燃料のプルトニウムを増殖し、ナトリウムで冷却する、国産の発電用高速増殖原型炉。発電プラントとしての信頼性の実証...
もんじゅ【文殊】
「文殊菩薩(ぼさつ)」に同じ。
もんじゅ‐いん【文殊院】
奈良県桜井市にある華厳宗の別格本山。山号は、安倍山。通称、安倍文殊院。推古天皇の時代、阿倍倉梯麻呂の創建と伝える。境内に文殊院西古墳・東古墳がある。
もんじゅう【文集】
「白氏文集(はくしもんじゅう)」の略。