せぞくげんぶん【世俗諺文】
源為憲の著作。藤原頼通のために編纂(へんさん)した俗諺(ぞくげん)集で、寛弘4年(1007)成立。全3巻中で現存するのは上巻のみ。せぞくげんもん。
せっきょう‐さいもん【説経祭文】
説経節が山伏の祭文と結びついたもの。江戸初期に成立、後期には寄席にも進出した。
せっこ‐ぶん【石鼓文】
中国最古の刻石。戦国時代のものとされ、太鼓形の10個の石に秦篆(しんてん)に近い文字が刻まれている。北京の故宮博物院蔵。
せつ‐ぶん【拙文】
へたな文章。また、自分の書いた文章をへりくだっていう語。
せつめい‐ぶん【説明文】
事柄を説明し、正確に伝達することを目的とする文章。叙情文・叙事文・叙景文などに対する語。
せつ‐もん【説文】
漢字の原義・成立を説明すること。 「説文解字」の略。
せ‐もん【施文】
土器などに装飾の文様を加えること。また、その文様。しもん。
せんじもん【千字文】
中国、梁(りょう)の周興嗣(しゅうこうし)が武帝の命により、文字習得のための教材として編んだ字種の異なる一千字の韻文。250の4字句から成る。楷(かい)・行(ぎょう)・草(そう)の3書体を並べた...
せん‐ぶん【撰文】
[名](スル)碑文などの文章を作ること。また、その文章。「墓標の—」
せん‐ぶん【選文】
[名](スル) 1 文を選ぶこと。また、その文。 2 律令制で、叙位すべき官吏の名を列記した文書。