たて‐ぶみ【立(て)文/竪文】
書状の形式の一。書状を礼紙(らいし)で巻き、その上をさらに白紙で包んで、包み紙の上下を筋違(すじか)いに左、次に右へ折り、さらに裏の方へ折り曲げるもの。折り曲げた部分を紙縒(こより)で結び、表に...
た‐ぶみ【田文】
中世、一国の荘園・公領における田畑の面積や領有関係などを詳しく記した田籍簿。大田文・図帳など。田籍。
たん‐ぶん【単文】
文法で、文の構造上の分類の一。一つの文において、主語・述語の関係が1回だけで成り立っているもの。「鳥が鳴く」「犬が速く走る」などの類。→複文 →重文
たん‐ぶん【短文】
短い文。短い文章。⇔長文。
だい‐せいもん【大誓文】
決して間違いのないことを誓うこと。また、その誓いを表す語。神かけて。「—色をやめて」〈浮・三所世帯〉
だつ‐ぶん【脱文】
抜け落ちた文句・文章。
だ‐ぶん【駄文】
1 つまらない文章。へたくそな文章。 2 自分の文章を謙遜していう語。
ちかい‐ぶみ【誓い文】
神仏に対する誓いの言葉を書いた文。せいもん。
ち‐ぶみ【血文】
血で書いた文書。起請などに用いる。血書。「—に小指の爪をそへて」〈ひとりね・下〉
ち‐もん【地文】
山・河川・湖沼などのような、大地のようす。ちぶん。